LOTUSSCRIPT /COM/OLE のクラス


例:NotesRichTextItem クラス
1. 次のスクリプトはリッチテキストアイテム ProjectDescription を新規に作成して、テキスト値を追加します。
2. 次のスクリプトの実行結果は上記のスクリプトと同じです。ただし、新規作成されたリッチテキストアイテムを 2 番目の文書にコピーします。NotesRichTextItem は NotesItem を継承しているため、rtitem オブジェクトは NotesRichTextItem で定義されているメソッド (AppendText など) と NotesItem で定義されているメソッド (CopyItemToDocument など) の両方を使用できます。
3. 次のスクリプトは「Body」という名前の新しい NotesRichTextItem をメールメモ上に作成します。このスクリプトは、AppendDocLink メソッドを使用して現在の文書への文書リンクを「Body」に配置します。また、Send メソッドを使用してメモを Frank Glennel にメールで送信します。
4. 次のスクリプトは、既存のリッチテキストアイテム ProjectDescription を取得し、改行とテキスト値を追加します。なお、rtitem が Variant 型で宣言される方法に注意してください。これは、GetFirstItem メソッドが、NotesRichTextItem であるかどうか分からない NotesItem を返すためです。Type は NotesItem で定義されたプロパティであるため、NotesRichTextItem でも使用できます。スクリプトは Variant 型変数がリッチテキストかどうかを調べます。リッチテキストであれば、スクリプトは Variant 型変数で NotesRichTextItem メソッドを使用します。詳しくは NotesDocument の GetFirstItem メソッドを参照してください。


関連項目