LOTUSSCRIPT /COM/OLE のクラス
NotesDatabase の FTSearch、FTSearchRange、UnprocessedFTSearch、UnprocessedFTSearchRange, Search、UnprocessedSearch の各メソッドは、検索条件に一致する文書を含む NotesDocumentCollection オブジェクトを返します。NotesDocumentCollection の FTSearch は、検索条件に一致した文書だけが得られるように NotesDocumentCollection の精度を上げます。
FTSearch、FTSearchRange、UnprocessedFTSearch、UnprocessedFTSearchRange の場合、検索条件は Lotus Notes の全文検索の規則に従う文字列を使用し、引用符で囲まれた単語か複数の語句を検索エンティティとして使用する必要があります (LotusScript の文字列定数の場合は二重引用符)。検索エンティティには、「?」や「*」のワイルドカードを指定することができます。「!」 (not)、「&」 (and)、「|」 (or) 演算子を使用して検索エンティティを組み合わせることもできます。構文規則については、『Lotus Notes ヘルプ』の「演算子を使用して高度な検索条件を作成する」を参照してください。Lotus Domino Designer Eclipse ヘルプシステム、またはインフォメーションセンター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/domhelp/v8r0/index.jsp など) で「クエリー構文」を検索します (どちらにも Lotus Notes に関する情報が記載されています)。
Search と UnprocessedSearch の場合、検索条件は式を用います。
データベースで全文索引を作成していなくても、FTSearch、FTSearchRange、UnprocessedFTSearch、UnprocessedFTSearchRange は動作しますが、検索の速度は遅くなります。索引がある場合は、最後の更新時の内容を反映します。全文索引を作成または更新するには、UpdateFTIndex メソッドを使用します。全文索引が作成されているかどうかを調べるには、IsFTIndexed プロパティを使用します。
例 関連項目