アプリケーションの設計


Domino Off-Line Services (DOLS) に対するアプリケーションの有効化
IBM(R) Lotus Domino(R) Off-Line Services (DOLS) は Lotus Domino の Web アプリケーションをオフラインに設定してその状態で作業し、そこで発生した変更を Lotus Domino サーバー上のオンラインレプリカと同期化する機能を提供します。アプリケーションにはブラウザからアクセスするため、ユーザー側では IBM(R) Lotus Notes(R) Release Client は不要です。

DOLS 対応のアプリケーション (購読といいます) をオフラインにしても、ほとんどの Lotus Notes 機能は保持されます。ユーザーは Lotus Notes 文書の作成、編集、削除、ソート、分類を行い、全文検索を実行できます。DOLS 購読では、Java アプレット、エージェント実行、ワークフローのすべての機能が利用できます。DOLS はデータの完全な複製に対応し、アプリケーションロジックを維持します。そして、Lotus Notes のセキュリティモデルすべてをサポートします。

開発者と管理者は、DOLS 購読をオフライン用に設定し、構成する必要があります。

開発者は要素を購読にコピーし、必要に応じて設計変更を加え、[オフライン購読設定] 文書で購読を設定します。

管理者は DOLS がサーバーに正しくインストールされていることの確認、購読用のセキュリティの設定、エージェントの設定、必要に応じた [オフライン購読設定] 文書の変更を実行し、ユーザーによる購読のインストールを支援します。

購読が有効になっていれば、ユーザーはサーバー上でブラウザを使用して購読にアクセスできます。ユーザーが購読のメインページの [オンライン] メニューから [オフライン] または [購読のインストール] をクリックすると、購読がユーザーのコンピュータにインストールされます。

また、DOLS 購読を管理するユーティリティ、IBM Lotus Domino Sync Manager (以前の Lotus iNotes Sync Manager) も同時にインストールされます。購読をオンラインまたはオフラインで開き、Sync Manager を使用して購読プロパティの同期化と設定ができます。

詳しくは、以下を参照してください。