LOTUSSCRIPT 言語
ファイルを開き、データの読み込みや書き込みを可能にします。
構文
Open fileName
[ For { Random | Input | Output | Append | Binary } ]
[ Access { Read | Read Write | Write } ]
[ { Shared | Lock Read | Lock Read Write | Lock Write } ]
As [#]fileNumber
[ Len = recLen ]
[Charset = MIMECharsetName]
このステートメントは 1 行にしなければなりません。アンダースコア (_) を使用すると行を継続できます。
要素
fileName
Windows 3.1 でバージョン 3.1 以上の MS-DOS を使用している場合は、SHARE.EXE を実行してロック機能を有効にしなければなりません。それ以前のバージョンの MS-DOS では Lock は使用できません。
Random ファイルでは、recLen はファイルのレコード長です。1 つのファイル内のすべてのレコード長は同じです。既定のレコード長は 128 バイトです。
シーケンシャルファイル (Input、Output、Append) では、recLen はファイルから内部バッファへ読み込まれる文字数、またはファイルへ書き込むときの内部バッファの文字数です。シーケンシャルファイルのレコードはそのサイズに合わせられるため、個々のレコードサイズに対応する必要はありません。大きなバッファはメモリを消費しますが、高速なファイルの入出力を提供します。既定のバッファサイズは 512 バイトです。
Binary ファイルでは、recLen は無視されます。
省略可能。シーケンシャルファイルの入出力で使用する文字セットを指定します。文字セットを指定しない場合、ファイル入出力はプラットフォームのコードページで行われますが、以下の例外があります。
Binary、Random、または Input モードですでにファイルを開いているときは、それを閉じずに、ファイルのコピーを別のファイル番号で開けます。ファイルが Append または Output モードですでに開いている場合は、異なるファイル番号で開く前にファイルを閉じなければなりません。
LotusScript では、同時に開けるファイルの数が 255 に制限されています。オペレーティングシステムの環境と実行している Lotus ソフトウェアによっては、実際に開けるファイル数が 15 以下になることがあります。詳しくは、製品のマニュアルを参照してください。
例 関連項目