アプリケーションの管理
1. フォームを開きます。
2. フィールドを作成するか、既存のフィールドをクリックします。次に、[設計] - [フィールドのプロパティ] を選択します。
3. [詳細] タブをクリックします。
4. [セキュリティオプション] で[このフィールドを暗号化する] を選択します。
IBM(R) Lotus Notes(R) Client でフィールドの暗号化が可能な場合は、すべてのフィールド区切り文字は赤で表示されます。IBM(R) Lotus Domino(R) Designer でフィールドの暗号化が可能な場合は、フィールドのアウトラインが赤で表示されます。
作成者が暗号キーを選択できるようにする
設計者が目的の暗号キーに対するアクセス権を持っていない場合や、作成者が自分の暗号キーを選択できるようにしたい場合は、フィールドの暗号化を有効にしても、暗号キーをフォームに関連付けないでください。
ユーザーがこのフォームを使用して作成した文書を保存するときに、[文書のプロパティ] インフォボックスで、文書を暗号化して保存するかどうかを決定し、使用する暗号キーを選択できます。
文書の暗号化の例
[従業員情報] データベースの [給与履歴] フォームには、[作成者] のアクセスリストが設定されています。このリストに設定されている「財務部」グループに属する 4 人のユーザーだけが給与履歴文書を作成できます。「財務部」グループに属する 4 人だけに、給与情報を表示して [給与履歴] 文書を編集できる権限を与えるようにセキュリティ機能を適用する場合を考えます。
このような目的を達成するには、いくつかの方法があります。次の操作が可能です。
パブリックキーの暗号化を使用して、[CurrentSalary] フィールドに関連付けられたパブリック暗号キーリスト内の 4 人のユーザーの名前を指定します。リストに登録されたメンバーは、[CurrentSalary] フィールドのデータなど、暗号化された給与履歴文書の作成、読み込み、および編集を行うことができます。
[Salary] 暗号キーを持たない、またはパブリック暗号キーリストに指定されていない他のユーザーは、給与履歴文書を読み込むことはできますが、[CurrentSalary] フィールドのデータを参照できません。また、暗号化された既存文書の編集および保存を行うこともできません。
関連項目