ファイルアクセスを制御します。

構文

Lock [#]fileNumber [ , recordNumber | { [ start ] To end } ]

Unlock [#]fileNumber [ , recordNumber | { [ start ] To end } ]

要素

fileNumber

ファイルを開いたときにファイルに割り当てられた番号です。

ランダムファイルの場合は、ロックまたはロック解除するレコードの番号です。バイナリファイルの場合は、ロックまたはロック解除するバイトです。ランダムファイル内の最初のレコード番号は 1 です。バイナリファイル内の最初のバイト番号は 1 です。LotusScript は指定されたレコードやバイトのみをロックまたはロック解除します。

シーケンシャルファイルの場合は、recordNumber に指定した値に関係なく、LotusScript によってファイル全体がロックまたはロック解除されます。

ランダムファイルの場合は、ロックまたはロック解除するレコード番号の範囲です。バイナリファイルの場合は、ロックまたはロック解除するバイトの範囲です。start を省略すると、ファイルの先頭から指定した end 位置までのレコードまたはバイトがロックされます。シーケンシャルファイルの場合は、start と end の値に関係なく、ファイル全体がロックまたはロック解除されます。

Windows 3.1 で MS-DOS(R) バージョン 3.1 以上を使用している場合は、SHARE.EXE を実行してロック機能を有効にする必要があります。以前の MS-DOS では、Lock と Unlock は使用できません。

Lock ステートメントと Unlock ステートメントは常にペアで使用します。2 つのステートメントの要素 fileNumber、recordNumber、start、end は正確に一致しなければなりません。すべてのロックを解除しなかったり各要素が正確に対応していないと、結果は保証されません。

例
関連項目

LotusScript ランゲージリファレンス: I - L
CodeLock 関数
LOC 関数
LOF 関数
Open ステートメント
Macintosh プラットフォームでの違い
UNIX プラットフォームでの違い
LotusScript での OS/400 プラットフォームの違い

用語集