文書へのアクセスを提供します。このタグには、formula、item、richtext、select、textarea タグ、および以下に示すアクションタグと検証タグなど、JSP インターフェースを構築するタグを含む必要があります。

メモ 既存の文書にアクセスするには、文書のユニーク ID を form タグの unid 属性で指定する必要があります。指定しない場合は、新しい文書が作成されます。

メモ このタグを含むページが <jsp:include> action タグを使用して他のページに含まれる場合は、validhref 属性が作成するハイパーテキストリンクは機能しません。

ユーザーの入力に対してクライアントサイドの評価を実行するには、このタグの clientvalidate 属性を「true」に、input タグの clientvalidate 属性を「onsubmit」または「onblur」に設定します。さらに、次の検証タグのいずれかを含め、実行する検証の種類を指定する必要があります。

validatecc、validatedate、 validatelength、validatepattern、validaterange、validaterequired、validatesummary、validatewith。これらのタグは、値を設定する必要のあるフィールドを要求するか、入力された値が特定の形式、長さ、パターン、または範囲に適合するかをテストすることによってユーザーの入力を検証します。どの Web コントロールの入力を検証するかを示すため、input タグと検証タグの name 属性は、等しくなければなりません。

メモ 前述の検証タグを指定しない場合は、検証は実行されません。

アクションタグに次のタグを含めます。deleteattachment tag、deletedoc、docnavimg、editdoc、newdoc、nextdoc、prevdoc、saveclosedoc、savedoc。これらのタグは、「das_op」というフォームの非表示フィールドとともに使用されます。アクションタグは、das_op の値をサポートされるアクションの値に設定し、form.performSubmit() メソッドを呼び出します。このメソッドは、フォーム上のすべてのコントロールが、フォーム自身が送信される前に送信されるようにします。次の表に、アクションと等しい値をフィールドに設定するために [das_op] フィールドで使用する操作コードを示します。

操作コード	サーバー上の操作	対応するタグ
S	現在の文書を保存し、現在のページの表示を続けます。	savedoc
SC	現在の文書を保存し、validhref 属性で指定されるページに移動します。	saveclosedoc
D	現在の文書を削除します。	deletedoc
DA	選択される添付ファイルを削除します。この操作は、attachmentlist タグのコンテキストでのみ有効です。
W	新しい文書を作成します。	newdoc
N	ビューまたはデータベースの次の文書を、現在のページとして表示します。	nextdoc
P	ビューまたはデータベースの前の文書を、現在のページとして表示します。	prevdoc
E	現在のフォームを編集モードに切り替えます。	editdoc

メモ クライアントサイド JavaScript を使用してフォームの送信を管理するには、form.submit() の代わりに form.performSubmit() メソッドを使用する必要があります。このメソッドを使用しない場合は、リッチテキストおよび添付ファイルのコントロールは、正常に機能しません。

フォームを使用して作成した文書を保存するには、次のいずれかの方法を実行します。

• form タグのコンテキストで、savedoc または saveclosedoc アクションタグを使用します。
• id 属性を指定し、<id>.save() メソッドを呼び出すフォームのコンテキストにスクリプトレットを記述します。

現在の文書に対する新規の返答を作成するには、newdoc タグを使用し、asresponse 属性を true に設定します。

現在の文書を削除するには、deletedoc タグを使用します。

コンテキスト

次のタグで有効です。

なし; db、または session

authors、created、ifdbrole、ifdocauthor、ifdocreader、input、item、formula、select、dbselect、richtext、textarea、newdoc、nextdoc、prevdoc、savedoc、saveclosedoc、editdoc、docnavimg、unid、responses、setitem、ifauthor、ifdepositor、ifdesigner、ifeditor、lastaccessed、lastmodified、ifmanager、ifnoaccess、nodocument、parentlink、ifreader、attachments、deletedoc、formlink、user、validateCC、validateDate、validateLength、validateRange、validateRequired、validatePattern、validateSummary、validateWith

<domino:form
id="name of object variable"
name="name of the form"
clientvalidate="true|false"
counter="parameter name"
unid="unique id of the document to be edited/displayed/responded to"
editmode="display|edit|delete"
dbname="name of the database to use"
dbserver="name of the server that contains dbname"
user="login information"
password="password associated with user"
viewname="name of the view to use for navigation"
validhref="link to go to if the form is validated and document is saved"
responseto="true|false"
schema="Domino form name"
host="CORBA server name"
debug="true|false"
onfailure="inline|exception"
time="true|false"
The standard HTML tag attributes listed below>

clientvalidate

true の場合はフォームがサーバーに送信される前に、フォームに含まれるすべての検証タグの、クライアントサイドの検証を生成します。この属性が true に設定される場合は、実行する検証を指定する検証タグを含める必要があります(Netscape 4.x は、検証タグのボディのテキストを、常にステータスバーに表示します)。デフォルトは false です。省略可能。

pseudo-query パラメータに割り当てる名前。ページのそれぞれの呼び出しが異なるものであると、ブラウザのキャッシュを偽るために使用します。デフォルトは formcounter です。省略可能。

文書を検索または作成するデータベースの名前。

データベースが保存されているサーバーの名前。省略可能。

ナビゲーションタグを表示するモードのフォームを指定します。次のいずれかの文字を指定します。

値	アクション
display	読み込みモードのテキストエリアを生成します。テキストは編集できません。
edit	編集可能な HTML コントロールを生成します。
delete	文書を、プログラムを使用して削除します。

この属性の値は、input、richtext、select、textarea タグが HTML コントロールを生成するか、単にデータを表示するかを指定します。既存の文書の場合は、デフォルトは display です。新しい文書の場合は、デフォルトは edit です。省略可能。

バックエンドクラスを保存するための Lotus Domino CORBA (Common Object Request Broker Architecture) サーバーの名前。指定される場合は、CORBA セッションが強制されます。指定した場合は、Lotus Domino サーバーを、JSP Web コンテナのあるコンピュータと同じコンピュータ上で実行する必要があります。デフォルトは Null で、CORBA ではないローカルのセッションを作成します。省略可能。

id 名を指定すると、関連する lotus.domino.Document オブジェクトを含む変数を作成します。作成される変数は、form タグのボディ内でのみ有効です。指定されない場合は、Document オブジェクトにプログラムを使用してアクセスすることはできません。ただし、オブジェクトのアイテムには、item タグを使用してアクセスできます。この属性値は、生成される HTML へも渡されます。省略可能。

フォームに割り当てられる名前。ページのコンテキスト内でフォームに名前を付けるために内部的に使用されます。必須。

user 属性で指定されるユーザーのパスワード。デフォルトは Null です。省略可能。

true の場合は、unid 属性で指定されるユニーク ID を持つ文書に対する返答として新しい文書が作成されます。省略可能。

データベース内のスキーマとして使用される Lotus Domino フォームの名前。スキーマは新しい文書の初期値を設定し、文書が保存される前に、集中的な評価とフィールドの後処理を実行します。この属性をデータベースのフォームと等しくすると、JSP によって処理された後に、Lotus Notes クライアントのビューを経由して文書にアクセスできます。スキーマとして有効なフォームを指定していない場合は、Lotus Notes クライアントビューで JSP を使用して編集または作成した文書をクリックすると「デフォルトフォームが設定できません」というエラーメッセージが返されます。省略可能。

フォームで表示または編集する文書、または返答文書を作成する対象の文書のユニバーサル ID。指定されない場合は、form タグは新しい文書を作成します。文書の UNID にはいくつかの文字が含まれます。UNID を指定する簡単な方法は、ページのパラメータとして UNID を渡して自動的に取得されるようにすることです。この属性を指定すると、ビューの特定の文書が特定されます。特定の文書が抜き出された後、nextdoc タグおよび prevdoc タグを使用してビューコレクションまたは文書コレクションを移動できます。省略可能。

セッションのログイン情報。このタグが session タグのコンテキストで使用される場合、この属性の値は無視されます。省略可能。

saveclosedoc タグとともに使用します。フォームが検証に合格し、適切に保存された場合に、GET として要求を渡す Uniform Resource Identifier (URI) を指定します。この属性の値は saveclosedoc タグによって実行されるジャンプの方向を指定します。成功した場合は、指定されたページが表示されます。失敗した場合は、現在のページが再表示されます。メモ:フォームのデータは、この新しい URI にはポストされません。省略可能。

文書が処理されているビューの名前。この属性は、文書間を移動するための参照として使用されます。prevdoc および nextdoc タグが前後のページを取得する文書のコレクションは、この属性によって指定されます。指定されない場合は、移動の順番には、データベースのデフォルトの文書の順番が使用されます。省略可能。

HTML 属性

Lotus Domino は、次の HTML タグの属性をサポートしています。定義については、「共通の HTML タグ属性」を参照してください。

accept

accept_charset

class

dir

lang

language

onclick

ondblclick

ondragstart

onhelp

onkeydown

onkeypress

onkeyup

onmousedown

onmousemove

onmouseout

onmouseover

onmouseup

onreset

onselectstart

onsubmit

style

target

title

Domtags タグライブラリ

用語集