LOTUSSCRIPT /COM/OLE のクラス


ResetUserPassword メソッド
エージェントを使用して ID ボールトに格納されているユーザー ID のパスワードを変更し、ユーザー ID の復旧後またはパスワードのリセット後に ID ボールトからユーザー ID をダウンロードする際のダウンロード許可回数 (ダウンロードカウント) を指定します。

メモ このメソッドは R8.5 で新しく追加されました。

定義位置

NotesSession

構文

Call notesSession.ResetUserPassword( servername, username, password[, downloadcount ] )

パラメータ

servername


username
password
downloadcount
使用法

このメソッドは、サーバー上でのみサポートされています。Lotus Notes のクライアント側からこのメソッドを起動する必要がある場合は、RunOnServer メソッドを使用して、ResetUserPassword メソッドが記述された別のエージェントを実行してください。

このメソッドは、エージェント内でのみサポートされています。

エージェントの署名者には、パスワードのリセット権限が必要です。エージェントを実行するサーバーについても同様です。指定されたパスワードのリセット権限者は、管理クライアントツールの [ID ボールトの作成] ツールまたは [ID ボールトの管理] ツールを使用します。詳しくは、『Lotus Domino Administrator ヘルプ』を参照してください。さらにエージェント署名者は、Domino ディレクトリの [セキュリティ] セクションの [可能なプログラムの制限] セクションで指定されているエージェントの実行権限も必要です。

このエージェントを実行するサーバーは、ハードウェアやネットワーク面でのセキュリティが確保されている必要があります。ユーザーがサーバー上で操作を実行する場合は、サーバー文書の [セキュリティ] タブの [可能なプログラムの制限] セクションで適切な制限を設定することをお勧めします。また、サーバーのパスワードリセット認証が誤って使用されることがないよう、すべてのサーバーアドインを検証することをお勧めします。

クロスリファレンス

Java Session クラスの resetUserPassword メソッド