LOTUSSCRIPT /COM/OLE のクラス
文書の検索条件を指定すると、データベース内の次の文書を返します。
定義位置
NotesDatabase
構文
Set notesDocumentCollection = notesDatabase.UnprocessedSearch( formula$, notesDateTime, maxDocs% )
パラメータ
formula$
notesDocumentCollection
このメソッドはエージェントまたはビューアクションスクリプトに対してのみ有効で、NotesSession の CurrentDatabase プロパティから取得した NotesDatabase オブジェクトだけで起動できます。エージェントまたはビューアクションに含まれないスクリプトでは、このメソッドは文書が 1 つも入っていない NotesDocumentCollection を返します。CurrentDatabase プロパティから取得されていない NotesDatabase オブジェクトで呼び出されたときは、このメソッドはエラーとなります。
動作
このメソッドは次の 2 段階で動作します。
返される文書
次の表は UnprocessedSearch メソッドが返す文書を示します。エージェントを実行する前に文書が 1 回選択されます。
このメソッドで指定された @関数の検索条件を満たすこと
エージェントが最後に実行されてから新規作成または更新されていること
[エージェントのプロパティ] インフォボックスで指定された検索条件を満たすこと
または
ビューアクション
新規作成および変更された文書、新規に受信したメール文書、新規に追加された文書、新規に変更された文書で実行されるエージェントの場合、NotesSession の UpdateProcessedDoc メソッドを使用して、各文書を「処理済み」にします。「処理済み」にすると、再び変更、メール送信、追加をされないかぎり、エージェントはその文書を処理しません。各文書についてこのメソッドを呼び出さないときは、エージェントは次の実行で同じ文書を処理してしまいます。
UpdateProcessedDoc が処理済みのマークを付けるのは、このメソッドの呼び出し元の特定のエージェントが処理した文書だけです。あるエージェントで UpdateProcessedDoc を使用しても、他のエージェントが処理する文書には影響がありません。
UpdateProcessedDoc は他のすべてのエージェントとビューアクションに影響を与えません。
ビューアクションで使用されるとき、UnprocessedSearch は選択文書で実行されるエージェントの場合と同じ文書を返します。
クロスリファレンス
Java AgentContext クラスの unprocessedSearch メソッド
式言語の EditSelectByDate @コマンド
例 関連項目