LOTUSSCRIPT 言語


ファイル処理
次の表では、LotusScript で使用されるシーケンシャル、ランダム、バイナリの 3 種類のファイルについて説明します。
ファイルタイプ説明
シーケンシャル最も単純で一般的なファイルです。シーケンシャルファイルは普通のテキストファイルと同じです。シーケンシャルファイル内のデータは、プラットフォームの改行文字 (復帰、改行、またはその両方) で区切られます。ファイルはテキストエディタを使用して読むことができます。
ランダム構造体のデータには大変便利なファイルです。LotusScript のプログラム経由でなければ読むことはできません。これはデフォルトです。
バイナリ最も複雑なファイルです。バイナリファイルへのアクセスはディスク上でバイトレベルで定義されているため、操作には詳細なプログラミングが必要です。


データの保存や処理のためにファイルを使用するには、まずファイルを開く必要があります。LotusScript でファイルを開くと、ファイルには 1 から 255 までの整数のファイル番号が付けられ、この番号がほとんどの入出力の処理で使用されます(番号の代わりにファイル名を使用する処理もあります)。ファイル番号は、ファイルを閉じるまで保持されます。

これらのファイルで実行可能なファイル処理は、次のとおりです。
Close1 つまたは複数の開いているファイルを閉じます。
Get、Inputファイルからデータを読み込みます。
Killファイルを削除します。
Openファイルを開きます。
Put、Writeファイルにデータを書き込みます。

関連項目