LOTUSSCRIPT /COM/OLE のクラス
NotesMIMEEntity クラスを使用して MIME (Multipurpose Internet Mail Extensions - 多目的インターネットメール拡張) 形式のアイテムにアクセスできます。MIME は、8 ビットデータ、文字コードセット、各種の content-type を処理するための方法を定義します。MIME では、メッセージが複数の部分から成り立ち、その各部分が関係しあっているような構造化メッセージも使用できます。
典型的な例は、リッチテキストに変換せずに Lotus Notes のメールファイルに送られるインターネットメールメッセージです。
文書の MIME 部分は、MIME_PART 形式のアイテムです。インターネットメールメッセージでは通常、「Body」という名前になります。プログラム上では、NotesItem、NotesRichTextItem、または NotesMIMEEntity オブジェクトとしてこれらのアイテムにアクセスできます。
NotesDocument の MIME コンテントにアクセスするには:
CreateHeader および GetNthHeader の各メソッドは、NotesMIMEHeader オブジェクト (および HeaderObjects プロパティ) として MIME ヘッダーにアクセスします。
NotesMIMEHeader クラスには、HeaderName プロパティ、Remove メソッド、およびヘッダーのコンテントにアクセスする次のメソッドが含まれます。