アプリケーションの設計


認証を要求する URL コマンド
Login 引数

データベースのアクセス制御リストに関係なくユーザーの認証を行うには、IBM(R) Lotus Domino(R) URL に Login 引数を追加します。この引数を指定すると、匿名 Web ユーザーが最初にサイトに入ったときに名前とパスワードの入力を要求されなかったとしても、ユーザー識別が必要な作業を行うときには、名前とパスワードを入力しなくてはならなくなります。

メモ 次に記載されている URL は例です。実在の Web サイトを示すものではありません。

構文

http://Host/DatabaseDirectory/DatabaseFileName?OpenDatabase&login

http://www.mercury.com/sales/leads.nsf?OpenDatabase&login

Logout コマンド

デフォルトのログアウト時間を指定すると、アクティブでない状態が一定時間以上続いた場合に Web クライアントをサーバーからログオフできます。これによって、Lotus Domino がユーザーセッションをトラッキングするために使用する Cookie が期限切れとなります。サーバーから自動的にログオフするようにしておくと、ユーザーがログオフせずに席を離れた場合でも、他のユーザーがその Web クライアントを使用してユーザーになりすますことを防げます。サーバーに対してセッションベースの名前とパスワードによる認証を有効にすると、ユーザーは URL の最後に ?logout を付加して、次のようにセッションをログオフできます。

構文

http://Host/DatabaseDirectory/DatabaseFileName?Logout

http://Host/DatabaseDirectory/DatabaseFileName?Logout&RedirectTo

"http://acmeserver/sessions.nsf?logout."http://acmeserver/sessions.nsf?logout

"Http://acmeserver/sessions.nsf?logout&redirectto=/logoutDB.nsf/logoutApp?Open"http://acmeserver/sessions.nsf?logout&redirectto=/logoutDB.nsf/logoutApp?OpenPage

Http://acmeserver/sessions.nsf?logout&redirectto=http://www.sales.com

この式は、たとえばボタンで使用するようにアプリケーションに組み込むことができ、また、URL として入力することもできます。

関連項目