LOTUS CONNECTOR


NextRow メソッド

結果セットの次の行に現在の行の位置を設定します。

定義位置

ODBCResultSet

構文

status = odbcResultSet.NextRow

戻り値

status


使用法

結果セットの読み込みに使用します。結果セットがないときか、結果セットの最後のレコードに到達したときは、エラーが生成されます。GetError を使用するとエラーを調査できます。新たに取得された結果セットを通してループするには、Execute の後に起動される、行を位置付ける最初のメソッドである NextRow 操作で行位置を 1 に設定すると便利です。

NextRow を While や Until ループの条件として使用しないでください。これは、もう行がないために NextRow が False を返すときにエラーが生成されるためです。テーブルの終わりかどうかをテストするには IsEndOfData を使用し、ループ内では NextRow を使用します。

Do ループでは、Until 節に IsEndOfData を使用します。続いて、ループの一番上で NextRow を使用できます。ループが最初に呼び出されてほかのプロシージャーは呼び出されなかった場合、NextRow は 1 に設定されてテーブル内のすべて行を網羅します。

エラー

Invalid row (DBstsINVR)

End of data has been reached (DBstsEOFD)

イベント

BeforeNextRow

AfterNextRow

BeforeRowPositionChange

AfterRowPositionChange


関連項目