LOTUSSCRIPT /COM/OLE のクラス
エラーメッセージの一覧については、「ファイルの内容」を参照してください。
Lotus Domino Designer のメソッドは、さまざまな状況を示すためにランタイムエラーを発生させます。エラーを処理するには、エラー処理ルーチンをインクルードしなければなりません。エラー処理ルーチンをインクルードしないと、エラーが発生したときにスクリプトは終了してしまいます。
メソッドによっては、状況を示すために、オブジェクトハンドルとしてステータス値や Nothing を返すものがあります。このような場合は、処理を進める前に戻り値をチェックできます。プロパティにもステータスを示すものがあり、ステータス値に影響するメソッドを呼び出した後でこのようなプロパティをチェックできます。
たとえば、NotesDatabase の New メソッドや Open メソッドの失敗は、次のいずれかの指標によって検出します。
すべてのエラーをトラップするには、すべての実行可能ステートメントの前に、エラー番号を指定せずに On Error ステートメントを記述します。特定のエラーをトラップするには、エラーを発生させる可能性のあるステートメントの前に、エラー番号を指定して On Error ステートメントを記述します。エラー番号を指定した On Error ステートメントは、エラー番号を指定しない On Error ステートメントの後に記述しなければなりません。たとえば、lsERR_NOTES_DATABASE_NOTOPEN、ErrObjectVariableNotSet、その他のエラーをトラップする場合は、次の順序で On Error ステートメントを記述する必要があります。
On Error Goto processError On Error lsERR_NOTES_DATABASE_NOTOPEN Goto _ processErrDatabaseDoesNotExist On Error ErrObjectVariableNotSet Goto processErrObjectVariableNotSet
エラー定数は、Lotus Domino Designer のデータディレクトリにある次のファイルで定義されています。エラー定数にアクセスするには、適切なファイルをオブジェクトの (Declarations) イベントにインクルードしなければなりません。%include ステートメントを使用してスクリプトライブラリを作成し、そのスクリプトライブラリを options セクションで使用できます。