LOTUSSCRIPT 言語


SendKeys ステートメント

アクティブウィンドウに対して、キーボードから入力された場合と同じ状態でキーストロークを送信します。

SendKeys は Macintosh および UNIX プラットフォームではサポートされません。また、Lotus Notes/Domino でもサポートされません。

構文

SendKeys string [ , processNow ]

string


processNow
使用法

SendKeys ステートメントはモジュールレベルでは使用できません。

通常のキーボードの文字や単語を送るには、A や 8 や DIR のように単純に string 内に文字を記述します。

[Tab] や [Back Space] などの表示されないキーや、[Page Up] などアクティブウィンドウ内で動作するキーなどは、次の表にあるキーコードを string に使用します。

キーコード
[Back Space]{BS} か {BKSP}、または {BACKSPACE}
[Break]{BREAK}
[Caps Lock]{CAPSLOCK}
[Clear]{CLEAR}
[Delete]{DEL} または {DELETE}
下矢印{DOWN}
[End]{END}
[Enter]~、{ENTER}
[Esc]{ESC} または {ESCAPE}
ヘルプ(H){HELP}
[Home]{HOME}
[Insert]{INSERT}
左矢印{LEFT}
[Num Lock]{NUMLOCK}
[Page Down]{PGDN}
[Page Up]{PGUP}
右矢印{RIGHT}
[Scroll Lock]{SCROLLLOCK}
[Tab]{TAB}
上矢印{UP}
ファンクションキー{F1} から {F16}
次の文字を string に含めるには、中カッコで囲みます。

文字コード
中カッコ{{} または {}}
大カッコ{[} または {]}
キャレット{^}
カッコ{(} または {)}
パーセント記号{%}
プラス記号{+}
チルダ{~}
次の表は、[Alt]、[Ctrl]、[Shift] キーとの組み合わせで押されるキーの表現方法を示しています。

組み合わせキーコード
[Alt]%%{F4} は [Alt] + [F4] キーです。
[Ctrl]^^{F4} は [Ctrl] + [F4] キーです。
[Shift]++{F4} は [Shift] + [F4] キーです。
組み合わせキーを一連のキーに適用するには、その列をカッコで囲みます。たとえば、+(xy) は、[Shift] キーを押しながら [x] キーと [y] キーを押すことを示します。これは +x+y と同等です。

SendKeys は、Windows プログラムや OS/2 プレゼンテーションマネージャプログラムでないウィンドウにキーストロークを送ることはできません。また、[Print Screen] キーはどのプログラムにも送れません。さらに OS/2 プレゼンテーションマネージャのウィンドウが、SendKeys を呼び出しているプログラムと同時に実行されている場合、SendKeys によってプレゼンテーションマネージャのウィンドウにキーストロークを送ることはできません。

string に次のいずれかの要素が含まれていると、「不正な関数呼び出し」エラーとなります。


Shell が開始したプログラムに対してキーストロークを送るには、SendKeys を Shell ステートメントの後で使用すると便利です。ただし、Shell を使用したとしても、次のステートメントを実行する前にプログラムがロードされているという保証はありません。


関連項目