現在のユーザーの署名でデータベースの要素に署名します。このメソッドは Lotus Notes/Domino Admin Client で [データベースの署名] ダイアログを使用した場合とプログラム的には同じです。

メモ このメソッドは R6 で新しく追加されました。

定義位置

NotesDatabase

構文

Call notesDatabase.Sign( [ documentType% ] [ , existingSigsOnly ] [ , nameStr$] [ , nameStrIsNoteID ] )

パラメータ

documentType%

Integer 型。省略可能。次の定数のいずれかです。
• DBSIGN_DOC_ACL (64) は、ACL に署名します。
• DBSIGN_DOC_AGENT (512) は、すべてのエージェントに署名します。
• DBSIGN_DOC_ALL (32767) (デフォルト) は、データ文書の有効な内容以外のすべての要素に署名します。
• DBSIGN_DOC_DATA (1) は、すべてのデータ文書の有効な内容 (ホットスポット) に署名します。
• DBSIGN_DOC_FORM (4) は、すべてのフォームに署名します。
• DBSIGN_DOC_HELP (256) は、「データベースについて」および「データベースの使い方」文書に署名します。
• DBSIGN_DOC_ICON (16) は、アイコンに署名します。
• DBSIGN_DOC_REPLFORMULA (2048) は、複製式に署名します。
• DBSIGN_DOC_SHAREDFIELD (1024) は、すべての共有フィールドに署名します。
• DBSIGN_DOC_VIEW (8) は、すべてのビューに署名します。

Boolean 型。省略可能。
• True は、既存の署名を持つ要素だけを署名します。
• False (デフォルト) は、すべての要素に署名します。

文字列。省略可能。1 つの設計要素のプログラム名または Note ID です。このパラメータを指定すると、パラメータ 1 形式のすべての設計要素に署名します。

Boolean 型。省略可能。
• パラメータ 3 が Note ID を表す場合は True です。
• パラメータ 3 がプログラム名を表す場合は False (デフォルト) です。

このメソッドは、パラメータ 1 を指定し、パラメータ 3 を指定しなかった場合、指定されたタイプの設計要素すべてに署名します。

パラメータ 3 を指定した場合、このメソッドは 1 つの設計要素に署名します。パラメータ 1 を指定して、設計要素を明確に定義することもできます。複数の設計要素が同一の名前を持ち、パラメータ 1 が指定されていない場合、このメソッドは、指定された名前を持つ最初の設計要素に署名します。

有効な内容 (ホットスポット) を含むデータ文書のすべての要素に署名するには、メソッドを 2 回繰り返す必要があります。1 回はパラメータ 1 に DBSIGN_DOC_ALL を指定して、もう 1 回目はパラメータ 1 に DBSIGN_DOC_DATA を指定します。

このメソッドはクライアント上でのみ実行されます。

クロスリファレンス

Java Database クラスの sign メソッド

例

用語集