LOTUS CONNECTOR


ODBC エラーを処理する

ODBCConnectionODBCQuery、および ODBCResultSet の各クラスはすべて次のメソッドを含んでいます。


これらのメソッドはどの 3 つのクラスにも共通するため、ODBCQuery クラスのところで説明しています。GetErrorMessage のトピックではエラーコードと、各エラーに対応するエラーテキストを説明し、例も記載しています。各プロパティとメソッドの説明では、エラーコードと、エラーパスの文字列を記載しています。

操作が成功した場合の戻り番号は DBstsSUCCESS です。他の番号はエラーを示します。

各操作の後で上記のメソッドを呼び出すことにより、操作を個別にテストできます。次のコードは最後に行われた操作を検査してエラーが発生した場合は終了する方法を示します。


通常、操作をテストするには、On Error ステートメントを使用します。エラー番号のない On Error アクションが有効である場合には、DBstsSUCCESS 以外のエラー番号を返す操作は On Error アクションを起動します。エラーコードは、エラーを起こした可能性のあるすべてのオブジェクトに対して GetError をテストする必要があります。次のコードは任意の ODBC エラーをトラップして終了する方法を示します。
デフォルトの On Error アクションは Resume Next です。明示的にエラーを調べないでエラーが発生した場合、スクリプトの実行は続行しますが、未定義の結果になります。