アプリケーションの設計
これは、あるレビューデータベースのビューを Lotus Notes と Netscape Navigator を使用して表示させた例です。
標準のビューで文書を開くには、Lotus Notes ユーザーの場合は、行をダブルクリックします。Web ユーザーの場合は、文書リンクが特定の列に表示されるため、希望の文書リンクをクリックします。
Web の標準ビューは、HTML 形式でビューをカスタマイズしていないかぎり、Lotus Notes の標準ビューの列形式および行形式で表示されます。ただし、Web の場合に限り、ナビゲーションバーが画面の上か下に表示されます。このナビゲーションバーには、ユーザーがクリックすると、ビューを展開、省略、スクロールできるボタンがあります。
Web では、ユーザーがビューをオープン、スクロール、展開、または省略するたびに、ビューが HTML ページに変換されます。ビューを表示するたびに表示される画面は、それぞれ新しく生成された HTML ページです。Lotus Notes のビューでの「選択された文書」という概念は、Web のビューには当てはまりません。
Web でビューを表示する
デフォルトでは、ビューは Web で表示されるようにはなっていません。たとえば、[ビューのプロパティ] インフォボックスの [詳細] タブにある [Web アクセス] プロパティは使用可能になっていません。Web のビューを作成する場合は、ビューアプレットまたは埋め込みビューアプレットの作成を検討してください。これらのオプションによりビューの表示を制御できるようになります。
Web アプリケーションのビューの設計について詳しくは、「Web アプリケーションでビューを表示する」を参照してください。
ビューの制約
1 つのビューで表示できるのは、返答文書やサブカテゴリで 32 レベルまでです。たとえば、サブカテゴリのレベルが 6 つある場合は、1 つの主要文書に対して 25 レベルの返答文書を表示できます。表示可能な数より返答文書のレベル数が多い場合は、[ビューのプロパティ] インフォボックスの [オプション] タブで [返答文書を階層表示する] の選択を解除し、そのビューを階層のないビューに変換します。そうすれば、すべての文書が 1 つのレベルで表示されます。
トップレベルから重ねて表示するサブレベルのフォーム、ビュー、エージェントは、合計で 200 を超えることはできません。合計が 200 を超えると、トップレベルのメニューが正しく表示されません。この制限は、各メニューのトップレベルに格納されるフォーム、ビュー、マクロの数には適用されません。
Lotus Domino の [表示] メニューでは、最高 200 までのビューおよびフォルダの名前を重ねて表示できます。