コアコラボレーションタグが実行される環境を定義します。同じ JavaServer ページに複数のコアタグが含まれる場合は、session タグを使用します。このタグは、Lotus Domino のセッションを 1 度だけ開始、終了し、パフォーマンスを向上させます。このタグは、ページに 1 つのコアタグしかない場合は必要ありません。コアタグの user および password 属性によってセッションが実装されます。しかし、CORBA セッションを使用する場合は、トップレベルのタグで host 属性は指定されないため、このタグを使用する必要があります。同じデータベースに 1 つ以上のコアタグが存在する場合は、このタグを使用する代わりに、db タグでそれらのタグを囲むと効率があがります。

コンテキスト

次のタグで有効です。

なし。

db、document、ftsearch、view、form

<domino:session
id="name of object variable"
user="user name"
password="user password"
host="CORBA server name"
debug="true|false"
onfailure="inline|exception"
time="true|false">

次の属性は、省略可能です。

host

バックエンドクラスを保存するための Lotus Domino CORBA (Common Object Request Broker Architecture) サーバーの名前。指定される場合は、CORBA セッションが強制されます。指定した場合は、Lotus Domino サーバーを、JSP Web コンテナのあるコンピュータと同じコンピュータ上で実行する必要があります。デフォルトは Null で、CORBA ではないローカルのセッションを作成します。

id 名を指定すると、関連する lotus.domino.Session オブジェクトを含むページレベルの変数を作成します。作成される変数は、session タグのボディ内でのみ有効です。指定されない場合は、Session オブジェクトにプログラムを使用してアクセスすることはできません。デフォルトは unnamed です。

user パラメータによって指定されるユーザーのパスワード。デフォルトは Null です。

セッションが開かれるユーザーの名前。デフォルトでは、サーバー ID でセッションが開かれます。

例
関連項目

Domtags タグライブラリ

用語集