アプリケーションの設計
データベースで一時的削除を有効にする
1. ブックマークペインでデータベースを選択し、[編集] - [プロパティ] を選択します。
2. [データベースのプロパティ] インフォボックスの [詳細] タブで、[一時的削除を許可] チェックボックスをオンにします。
3. [一時的削除の有効期間 (時間)] の値を設定します。デフォルト値は 48 時間です。この時間が経過した後、文書はデータベースから完全に削除されます。
一時的削除された文書を表示および復元する
「一時的削除」の状態にある文書は、一般的なビューおよびフォルダには表示されません。その代わりに、一時的削除の状態にある文書を挿入して表示する共有ビューを作成する必要があります。このビューでは、文書の削除を取り消してデータベースに復元するためにプログラムしたアクションをユーザーに用意できます。Lotus Notes クライアントでは、式 @UndeleteDocument を使用したアクションをプログラムできます。Lotus Notes クライアントでは、[ごみ箱] フォルダの [ごみ箱から削除] アクションにより、削除されたメールメッセージが復元されます。
1 つ以上の文書を選択して、[編集] - [削除] を選択するか [Del] キーを押すことで、ユーザーはごみ箱フォルダから文書を完全に削除できます。@HardDeleteDocument コマンドを使用するアクションにより、[ごみ箱] フォルダから文書を永久に削除することもできます。このコマンドの例については、[ごみ箱] フォルダの [ごみ箱を空にする] アクションを参照してください。