アプリケーションの設計


各種プラットフォーム上で通信する
IBM(R) Lotus Domino(R) では、最も広く使用されている次の 2 つのマルチプラットフォーム技術をサポートしているため、データを複数のプラットフォームにまたがって共有できます。
JavaServer Page

Lotus Domino のデータは、JavaServer Page (JSP) で使用するために NSF データベースから取得できます。Lotus Domino Designer には、Web サイトのディレクトリファイルに組み込むことができるカスタムタグライブラリが収録されています。これらのライブラリは、いくつかの JSP タグで構成されています。JSP タグは、タグ内容の書式設定の方法を定義する説明ではなく、複雑な Java プログラミングロジックを実行するための説明が含まれている点を除けば HTML タグと同様です。Lotus Domino タグライブラリのロジックは、Lotus Domino のデータを取得、編集、またはその他の方法で操作するために特別に設計されていますが、複雑なロジック自体はバックグラウンドで常に発生しています。いったんライブラリをページに含めると、ページ開発者はページにタグを含めるだけでよく、タグのプログラム機能はすべて自動的に使用可能になります。

メモ Lotus Domino カスタムタグライブラリを含む JSP は、IBM(R) WebSphere(R) Enterprise Edition サーバーや Application サーバー 4.02 など、適切な J2EE Web 開発環境を提供できるサーバーでホストされる必要があります。

詳しくは、「JSP タグライブラリ」を参照してください。

XML

Lotus Domino のデータは、XML としてデータベースからエクスポートしたりデータベースにインポートしたりできます。XML (拡張可能なマークアップ言語) は、タグを使用してデータを定義できるメタ言語です。XML タグは、タグ内容の書式設定の方法を定義せずにタグ内で内容を定義できる点を除けば、HTML タグと同様です。

Lotus Notes のデータベースから XML としてデータをエクスポートできるため、XML は各種プラットフォーム間で転送できます。いったん各プラットフォームが一連の XML タグの定義を受け入れると、プラットフォーム間での転送やさまざまなデバイスでの表示を最適化するスタイルシートを使用した変換が容易になります。

詳しくは、「DXL ユーティリティを使用してアプリケーションで XML を表示する」を参照してください。

詳しくは、「Lotus Domino で XML を使用する」を参照してください。

Lotus Domino の XML タグについて詳しくは、「Lotus Domino DTD」を参照してください。

関連項目