アプリケーションの設計


Web テキストのスタイルを定義する
Web アプリケーションでは、テキストスタイルに対応する HTML スタイルがある場合、IBM(R) Lotus Domino(R) により、テキストスタイルが HTML タグに自動的に変換されます。マーカー、数、文字揃え ([両端揃え] と [ワードラップなし] を除く)、間隔、名前付きスタイルなどが、対応する HTML スタイルです。インデント、行間隔、タブなどの特定のフォーマットは、対応する HTML フォーマットが存在しないため、Web ブラウザでは表示されません。ブラウザによってタグの表示が異なること、および Lotus Domino が生成する HTML タグがすべてのブラウザでサポートされているわけではないことに注意してください。

フォント

予約されているフォント (Windows では、Default Sans Serif および Default Serif) 以外のフォントが使用されている場合、Lotus Domino は、元のフォントに類似させるために、フォント設定を HTML の <FONT> タグと FACE = 属性に変換します。ただし、使用フォントはブラウザが決定するため、Web と Lotus Notes では、テキストの表示が異なる場合があります。

Size

Lotus Domino では、IBM(R) Lotus Domino Designer(R) で選択したテキストサイズが HTML テキストサイズにマップされます。次の表に、IBM(R) Lotus Notes(R) のテキストサイズと対応する HTML テキストサイズを示します。Lotus Domino では、フォントサイズは HTML の見出しタグ (H1、H2など) にはマップされないので注意してください。
Lotus Notes のテキストサイズの上限マップされる HTML のテキストサイズ
71
92
113 (デフォルトサイズ)
134
175
236
24 以上7

間隔を維持する

数値列の位置を揃えたり、間隔を維持または挿入するには、デフォルトのモノスペースフォントを使用してください。Windows のデフォルトのモノスペースフォントは Courier です。Lotus Domino では、デフォルトのモノスペースフォントが Web のモノスペースフォントに変換されます。また、モノスペースフォントを使用して入力した間隔はすべて維持されます。

文字色

Web ユーザーは、Lotus Notes ユーザーとほぼ同じ文字の色を表示できます。ただし、色がまったく同じであるとは限りません。

関連項目