アプリケーションの設計
IBM のサーバーベース機械翻訳エンジンなど、主に機械翻訳ソフトウェアとの互換性を重視して設計されていますが、LTC は、IBM が開発した Linguistic Services API (LSAPI) をサポートするサードパーティーの翻訳サービスならすべて接続できます。
オープンアーキテクチャにより、開発者は翻訳コンポーネントを素早く直観的に Lotus Domino アプリケーションに統合でき、多言語間の通信を促進し、ますます成長するグローバルな環境で言語間の壁を打破します。
LTC は、翻訳コネクタおよびその関連サービスに接続する次のコンポーネントで構成されています。
Lotus ソフトウェアに付属の DTO は、IBM(R) Lotus Notes(R) または Lotus Domino アプリケーション内からの API 呼び出しを処理し、サービス要求を設定して、有効化します。DTO は、Translation Services Gateway (TSG) と連携します。
TSG は、DTO と別のサードパーティーベンダーが提供する多言語サービスとの接続を行います。DTO が利用可能なサービスに関する情報の提供を要求された場合、DTO はTSG と連携します。TSG はサービスを個々に呼び出し、情報を照合して DTO に結果を返します。DTO から TSG に要求が送信された場合、TSG で必要なサービスが判別され、適切なサービスまたはその付属コネクタに要求が渡されます。TSG はまた、テキストのフィルタ処理やサービスのロードおよびアンロード機能など、Lotus ソフトウェアに備わっているさまざまなコアサービスの保存場所としても機能します。
Lotus Translation Components の機能には、次のものがあります。