Lotus Domino データベースの文書 (note) の構造を定義します。文書は、通常は document 要素またはフォームやビューのような定義済みの設計要素として表されます。DXL で note 要素をエクスポートまたはインポートするのは、上級ユーザー向けの処理です。文書に note 要素としてアクセスするときよりも、フォームやビューのように設計要素としてアクセスするときのほうが、解釈されるデータは多くなります。

包含階層

スーパークラス: %note.types;

サブクラス: %note.prolog;、%note.epilog;

構文

<!ELEMENT note ( %note.prolog; , %note.epilog; )>

[コンテンツ]

%note.prolog; , %note.epilog;

%note.prolog; エンティティの内容のいずれか、%note.epilog; エンティティの内容のいずれかが含まれます。

<!ATTLIST note

%note.attrs;
class	(%note.classes;)	#REQUIRED
default	%boolean;	#IMPLIED
private	%boolean;	#IMPLIED

>

class

文書クラスの種類です。%note.classes; エンティティで定義されています。

true の場合、この文書は、指定された文書クラスのデフォルトです。

true の場合、これは個人文書です。この属性を使用して、個人設計要素を指定します。

%note.classes; エンティティは、Lotus Notes データベースを構成する文書クラスの種類のリストを表します。文書のクラスは、そのヘッダーに保存されている値によって決まります。%note.classes; エンティティは、文書の種類はまずそのクラスによって決まり、さらに文書内に特定のアイテムが存在するかどうかによって詳細に指定されるという点で、%note.types; エンティティとは異なります。たとえば、エージェントとスクリプトはどちらも FILTER クラスに属します。しかし、それぞれの文書の種類は、両文書に含まれる $Flags と呼ばれるアイテムの値によって異なります。

構文:

<!ENTITY % note.classes "document | helpaboutdocument | form | view | icon | helpindex | helpusingdocument | filter | sharedfield | replicationformula ">

%note.classes; エンティティでは、以下を定義します。

document

DOCUMENT クラスの文書です。文書が含まれます。

FILTER クラスの文書です。エージェント、データベーススクリプト、アウトライン、およびスクリプトライブラリが含まれます。

FORM クラスの文書です。フォーム、フレームセット、ページ、およびサブフォームが含まれます。

INFO クラスの文書です。ヘルプの「データベースについて」文書を指定します。*

HELP_INDEX クラスの文書です。ヘルプの索引を指定します。*

HELP クラスの文書です。ヘルプの「データベースの使い方」文書を指定します。

ICON クラスの文書です。*

REPLFORMULA クラスの文書です。データベースの複製式を指定します。

FIELD クラスの文書です。共有フィールドが含まれます。

VIEW クラスの文書です。ビューおよびフォルダが含まれます。

例
関連項目

Lotus Domino DTD

用語集