アプリケーションの設計
通常の文書でできることのほとんどが、埋め込みエディタでも可能です。ただし、ボタン、アクションホットスポット、式のポップアップホットスポット、計算結果テキスト、ナビゲータについては、埋め込みエディタに定義することはできません。また、アニメーション効果が定義された表で埋め込みエディタを使用することもできません。
埋め込みエディタを作成する
1. フォームを作成するか、既存のフォームを開きます。
2. フォームで、埋め込みエディタを作成する位置にカーソルを合わせます。
3. [作成] - [埋め込み設計要素] - [エディタ] を選択します。[埋め込みフォームの挿入] ダイアログボックスが表示されます。
4. 次のいずれかを選択します。
別のデータベース内のフォームを挿入するには、プルダウンリストからデータベースを選択し、[フォームの選択] オプション以下のリストから任意のフォームを選択します。
[リンク] は、[埋め込みフォームの挿入] ダイアログボックスで [なし] を選択した場合に、[種類] フィールドに表示されます。[種類] フィールドおよび [値] フィールドの隣にあるフィールドは、空白のままにしておきます。
[リンク] では、リンク先をあらかじめクリップボードにコピーしておき、それを貼り付けるという作業が必要です。[貼り付け] アイコンをクリックして、リンクに貼り付けます。貼り付けが可能なリンクは、アンカーまたは文書のリンクのみです。ビューまたはデータベースのリンクを貼り付けることはできません。
- 名前付き設計要素
[名前付き設計要素] は、[埋め込みフォームの挿入] ダイアログボックスで既存のフォームを選択した場合に表示されます。[名前付き設計要素] フィールドの隣のフィールドは、[フォーム] として表示されます。[値] フィールドには、[埋め込みフォームの挿入] ダイアログボックスで選択したフォームの名前が含まれます。
フォームに 1 つ以上のビューを埋め込んで、それらを 1 つ以上の埋め込みエディタにリンクさせることができます。このターゲット指定機能により、ユーザーは個別にウィンドウを開くことなく 1 つのビュー内で文書を編集できます。
1. 新規のフォームを作成します。
2. [作成] - [埋め込み設計要素] - [エディタ] を選択します。
3. [埋め込みフォームの挿入] ダイアログボックスで [なし] を選択して、[OK] をクリックします。
4. [設計要素] - [エディタのプロパティ] を選択します。[埋め込みエディタのプロパティ] インフォボックスが開きます。
5. 埋め込みエディタの名前を指定して、プロパティインフォボックスを閉じます。
6. [作成] - [埋め込み設計要素] - [ビュー] を選択します。[埋め込みビューの挿入] プロパティインフォボックスが表示されます。
7. ビューを選択して、[OK] をクリックします。
8. [設計要素] - [ビューのプロパティ] を選択します。[埋め込みビューのプロパティ] インフォボックスが表示されます。
9. [ターゲットフレーム] (シングルクリック) フィールドで、リンク先の埋め込みエディタの名前を入力します。インフォボックスを閉じます。
10. 新規フォームを保存してから閉じます。
11. フォームで新規の文書を作成します。
12. 埋め込みビュー内の文書をハイライト表示にします。文書が埋め込みエディタで開きます。これで、埋め込みエディタで文書を編集できるようになります。次に、埋め込みビュー内の別の文書に切り替えて、引き続き編集を行います。