アプリケーションの設計


検索ビューを管理する
検索ビューを作成したら、そのビューに新しいレコードを挿入したり、IBM(R) Lotus Notes(R) または DB2 を使用して既存のレコードを更新または削除できます。

検索ビュー内のレコードを削除する
Lotus Notes または DB2 を使用して、検索ビュー内のレコードを削除できます。検索ビューの表示内容を更新するには、ビューを更新します。ただし、Lotus Notes を使用した場合は、DAV (Lotus Notes) データのみ削除でき、フェデレーテッドデータは削除できないことに注意してください。

検索ビューにレコードを挿入/検索ビュー内のレコードを更新する
Lotus Notes または DB2 を使用して、検索ビューにレコードを挿入したり、検索ビュー内のレコードを更新したりできます。ただし、検索ビューは動的ではないため、すべての新規文書、あるいは既存文書に対するすべての変更内容が直ちに表示されるわけではありません。変更後に検索ビューの表示内容を更新するには、[Shift] + [F9] キーを使用してビューを再構築します。

複数値アイテムを区切る
DAV では、テキストリストがテキスト文字列として格納されます。検索ビューは DB2 から直接データを読み取るため、これが検索ビューに返される内容となります。したがって、検索ビュー内で区別したい複数値アイテムがある場合は、複数値が含まれている列で @Explode 式を使用する必要があります。また、多数のデータ行を処理するようビューを設定するには、[ビューのプロパティ] - [スタイル] タブで、扱うデータに合わせて [行の高さ] オプションと [行の高さを内容に合わせる] オプションを設定します。

検索ビューを更新する
検索ビューは Lotus Notes データとフェデレーテッドデータの組み合わせから構築できるため、検索ビューの更新方法は、追加または変更されたデータの性質とデータの追加方法によって異なります。
データの種類更新場所ビューの更新方法
Lotus Notes データNotes ビューまたは DAV変更は自動です。[F9] キーを押すこともできます。
フェデレーテッドデータDB2 での処理[Shift] + [F9] キーを押して検索ビューを再構築します。

SQL 検索での最大行数を設定する
Lotus Domino Designer で検索ビューを使用する際に SQL 検索によって返される最大許容行数を指定するには、次の 2 つの方法があります。


メモ DB2QueryViewRowLimit 変数がサーバーレベルで設定されている場合でも、それより小さい値であれば、さらに行数を制限することができます。両方の設定が行われている場合は、小さい方の値が使用されます。

NOTES.INI 変数について詳しくは、Lotus Domino Administrator ヘルプの付録「NOTES.INI」を参照してください。

関連項目