JAVA/CORBA クラス


環境変数を使用する

getEnvironmentValuegetEnvironmentStringsetEnvironmentVar の各メソッドを使用すると、ローカルの notes.ini ファイルに保存されている環境変数の取得や設定を行うことができます。getEnvironmentValue は数値環境変数に対してのみ使用します。文字列と数値に対しては、getEnvironmentString を使用します。

SetEnvironmentVar は、3 番目のパラメータが false であるか省略された場合、環境変数の名前である最初のパラメータの先頭にドル記号 ($) を付けます。ドル記号によって、ユーザー環境変数 (名前がドル記号で始まる) とシステム環境変数 (名前がドル記号で始まっていない) が識別されます。setEnvironmentValue および getEnvironmentString は、2 番目のパラメータが false または省略されている場合にドル記号を先頭に付け、2 番目のパラメータが true の場合にはドル記号を先頭に付けません。

環境変数は、競合が発生しない状況で、プログラム起動時の状態やデータを保存するのに役立ちます。また、KitType、Directory、Preferences、Domain、Port などの Lotus Domino 環境情報の取得に役立ちます。


関連項目