呼び出されたデータベースで文書をインスタンス化して、その文書を表す Document オブジェクトを返します。このメソッドは、[サーバー Web ナビゲータ] データベースか [個人 Web ナビゲータ] データベース対して一般的に使用されますが、どんなデータベースオブジェクトでも呼び出しできます。

定義位置

Database

構文

public Document getDocumentByURL(String url, boolean reload)
   throws NotesException

public Document getDocumentByURL(String url, boolean reload, boolean relifmod, boolean urllist, String charset, String webuser, String webpasswd, String proxyuser, String proxypasswd, boolean returnimmediately)
   throws NotesException

パラメータ

String url

適切な URL (Uniform Resource Locator の略、たとえば ) です。http から始まる URL 全体を指定します。入力できる文字列の最大長は 15 KB です。

インターネットサーバーからページを再ロードするには true を指定します。[Web ナビゲータ] データベース内に存在しない場合にのみインターネットからページをロードするには、false を指定します。

(2 番目のパラメータの指定がこのパラメータのデフォルトになります) インターネットサーバーで変更された場合にのみページを再ロードするには、true を指定します。ページが [Web ナビゲータ] データベースにまだロードされていないときにのみ、インターネットからページをロードするには、false を指定します。

(デフォルトは false) Web ページには、他の Web ページへの URL リンクを含めることができます。Lotus Notes 文書の URLLinksn というフィールドに、URL を保存するかどうかを指定できます。(Web ナビゲータは、フィールドサイズが 64K に達するたびに新たな URLLinksn を作成します。たとえば、最初の URLLinks フィールドは URLLinks1、2 番目は URLLinks2 のようになります。)

URL を URLLinksn フィールドに保存する場合は true を指定します。URL を URLLinksn フィールドに保存しない場合は false を指定します。URL を保存すると、この URL をエージェント内で使用できます。たとえば、[Web ナビゲータ] データベース内の Web ページを開き、各 URLLinksn フィールドに保存された Web ページをすべてロードするというエージェントを作成できます。

注意 URL を [URLLinksn] フィールドに保存するとパフォーマンスに影響する場合があります。

(デフォルトは null) Web ナビゲータが Web ページの処理に使用する MIME 文字セット (日本の場合は ISO-2022-JP、アメリカの場合は ISO-8859-1 など) を入力します。

(デフォルトを null に設定します)。インターネットサーバーによっては、ページにアクセスする前にユーザー名を取得する必要のあるものがあります。このパラメータを使用して、全文検索サーバーから前もって取得してあるユーザー名を入力できます。

(デフォルトは null) インターネットサーバーによっては、ページにアクセスする前にパスワードを取得する必要のあるものがあります。このパラメータを使用すると、インターネットサーバーから事前に取得したパスワードを指定できます。

(デフォルトは null) プロキシサーバーによっては、接続のためにユーザー名を指定する必要のあるものがあります。このパラメータを使用して、プロキシサーバー用のユーザー名を入力できます。プロキシで必要となるユーザー名については、システム管理者に問い合わせてください。

(デフォルトは null) プロキシサーバーによっては、接続のためにパスワードを指定する必要のあるものがあります。このパラメータを使用すると、プロキシサーバーのパスワードを指定できます。プロキシで必要となるパスワードについては、システム管理者に問い合わせてください。

(デフォルトは false) 検索の完了を待たずに即座に戻る場合は true を指定します。true を指定すると、getDocumentByURL は URL 文書を表す Document オブジェクトを返しません。このパラメータは、オフラインでの保存に役立ちます。オフラインでの保存には Document オブジェクトが必要なく、操作の完了を待つ必要もありません。開こうとするデータベースが実行コンテキストに対してローカルでない場合は、このパラメータは無視され、強制的に false が指定されます。

Document

指定した URL 文書を表す Lotus Notes 文書を返します。

LotusScript NotesDatabase クラスの GetDocumentByURL メソッド

式言語の @URLOpen 関数

例

用語集