LOTUSSCRIPT /COM/OLE のクラス
文書と設計要素をロックする
ロックにより、設計要素 (エージェント、フォーム、ビューなど) と文書へのマルチユーザーアクセスを同期化することができます。
データベースのロックを許可するには:
データベースには、システム管理サーバー (主要なロックサーバー) がなければなりません。システム管理サーバーは、
NotesACL.AdministrationServer
を使用して設定し、確認できます。
ロックが有効になっていなければなりません。ロックを設定し、確認するには、次のプロパティを使用します。
NotesDatabase.IsDocumentLockingEnabled
NotesDatabase.IsDesignLockingEnabled
.
次のプロパティとメソッドがロックの処理を行います。
NotesDocument
NotesAgent
NotesForm
NotesView
LockHolders
LockHolders
LockHolders
LockHolders
Lock
Lock
Lock
Lock
LockProvisional
LockProvisional
LockProvisional
LockProvisional
UnLock
UnLock
UnLock
UnLock
ロックを適用するには、Lock または LockProvisional を呼び出します。最初のパラメータはロック所有者 (1 人または複数) を指定します。デフォルトでは有効なユーザーに設定されます。LockHolders プロパティは、現在のロック所有者を返します。
ロックには次のような状態があります。
システム管理サーバーがあり、ロックが呼び出された場合、永続的なロックが設定されます。システム管理サーバーがなく、一時的なロックが有効になっていない場合 (Lock の 2 番目のパラメータが False である場合)、エラーが発生します。
システム管理サーバーがなく、ロックが呼び出されて 2 番目のパラメータが True であるか、LockProvisional が呼び出された場合、一時的なロックが設定されます。
文書や設計要素へのアクセスを連続化したり、制限したりするには、Lock または LockProvisional を適用し、その戻り値を確認します。
True の意味は次のとおりです。
ロックが有効になっておらず、指定のロックを適用します。
ロックが有効になっているが、有効なユーザーがロック所有者のうちの 1 人です。ロックの有効が維持されます。
False は、ロックが有効になっており、有効なユーザーがロック所有者のうちの 1 人でないことを意味します。
一般的な設定としては、True で処理を実行し、False で終了または待機します。
ロックは Web アプリケーションではサポートされません。
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