LOTUSSCRIPT /COM/OLE のクラス


アウトラインにアクセスする

NotesOutline オブジェクトは、NotesDatabase の CreateOutline および GetOutline の各メソッドを使用してアクセスできます。NotesOutline の CreateEntry メソッドを使用すると、新しい NotesOutlineEntry オブジェクトを作成してアウトラインに配置できます。

NotesOutline には次のようなプロパティがあります。
プロパティデータ型説明
AliasString 型(読み込み専用) アウトラインの別名。プログラムによるアクセスに使用されます。
CommentString 型(読み込み専用) アウトラインの簡単な説明。
NameString 型(読み込み専用) アウトラインの名前。プログラムによるアクセスに使用されます。
ParentDatabase NotesDatabase 型(読み込み専用) アウトラインオブジェクトを含む親データベース。COM のみ。
NotesOutline には次のようなメソッドがあります。
メソッド説明
AddEntryアウトラインに新しいエントリを追加します。

このメソッドは R5.0.2 で無効になりましたが、下位互換性を保つためにサポートされています。アウトラインに新しいエントリを追加するには CreateEntry を使用してください。

CreateEntry新規エントリを作成しアウトラインに追加します。
CreateEntryFrom 既存のエントリのコピーを作成します。

このメソッドは R5.0.2 で新しく追加されました。

GetChild アウトラインの指定されたエントリの子エントリを取得します。

このメソッドは R5.0.2 で新しく追加されました。

GetFirstアウトラインの最初のエントリを取得します。
GetLastアウトラインの最後のエントリを取得します。
GetNext指定したエントリのすぐ後にあるエントリを返します。
GetNextSiblingアウトラインのエントリを指定すると、そのすぐ後にある同レベルのエントリを返します。
GetParentアウトラインの返答エントリを指定すると、その親エントリを返します。
GetPrevアウトラインのエントリを指定すると、そのすぐ前のエントリを返します。
GetPrevSiblingアウトラインのエントリを指定すると、すぐ前にある同レベルのエントリを返します。
MoveEntry指定されたエントリをアウトライン内である場所から別の場所へ移動します。
RemoveEntryアウトラインから指定されたエントリとその子エントリを削除します。
Saveアウトラインに対して行われた変更内容を保存します。

NotesOutlineEntry には次のようなプロパティがあります。
プロパティデータ型説明
AliasString 型(読み込み専用) アウトラインエントリの別名。プログラムによるアクセスに使用されます。
DatabaseNotesDatabase 型(読み込み専用) アウトラインエントリのデータベースリソースリンク。
DocumentNotesDocument(読み込み専用) アウトラインエントリの文書リソースリンク。
EntryClassInteger 型(読み込み専用) アウトラインエントリのクラス。
FormulaString 型(読み込み専用) アクションアウトラインの式。
FrameTextString 型(読み込み専用) エントリを表示するフレームの名前。
HasChildrenBoolean 型(読み書き可能) エントリに子エントリが含まれるかどうかを示します。
HideFormulaString 型(読み書き可能) 非表示式を示します (もしあれば)。
ImagesTextString 型(読み書き可能) エントリへのアイコンの追加に使用するイメージファイルの名前。
IsHiddenBoolean 型(読み書き可能) エントリがで現在のコンテキストで非表示かどうかを示すか、すべてのコンテキストを設定します。
IsHiddenFromNotesBoolean 型(読み書き可能) Lotus Notes クライアントでエントリが非表示かどうかを示します。
IsHiddenFromWebBoolean 型(読み書き可能) Web ブラウザでエントリが非表示かどうかを示します。
IsInThisDbBoolean 型(読み込み専用) エントリが現在のデータベース内の要素を参照するかどうかを示します。
IsPrivateBoolean 型(読み込み専用) エントリが個人専用かどうかを示します。
KeepSelectionFocusBoolean 型(読み書き可能) エントリが選択したものにフォーカスを当てているかどうかを示します。
LabelString 型(読み書き可能) エントリのラベル。
LevelLong 型(読み書き可能) このエントリのレベルを示します。
NamedElementString 型(読み込み専用) アウトラインエントリで参照される名前付き要素。
Parent NotesOutline 型(読み込み専用) OutlineEntry オブジェクトを含むアウトライン。COM のみ。
TypeLong 型の定数(読み書き可能) アウトラインエントリの種類。
URLString 型(読み込み専用) アウトラインエントリの URL。
UseHideFormulaBoolean 型(読み書き可能) エントリが非表示式を使用しているかどうかを示します。
ViewNotesView 型(読み込み専用) アウトラインエントリのビューリソースリンク。

NotesOutlineEntry には、次のメソッドがあります。
メソッド説明
SetActionアクションアウトラインエントリの式を指定します。
SetNamedElementアウトラインエントリの名前付き要素を指定します。
SetNoteLinkアウトラインエントリのリソースリンクを指定します。
SetURLアウトラインエントリのリソースリンクとしての URL を指定します。


関連項目