アプリケーションの設計


フォームの設計
ページと同様に、フォームは情報を表示します。ページでできることはすべてフォームでもできます。フォームとページの違いは、フォームを使用すると情報収集ができるという点にあります。 フォームにより、文書を作成および表示する構造が提供されます。文書は、データベースにデータを格納する設計要素です。ユーザーがフォームを使用してデータを入力し保存すると、そのデータは文書として保存されます。ユーザーが文書を開くと、フォームはテンプレートとして使用され、データを表示する構造が決定されます。

フォームを設計する際の基本手順を以下に示します。

1. 必要とするフォームの用途と種類を決めます。このとき、次の点を考慮してください。

2. フォームを作成します。

3. フォームに要素を追加します。

4. フォームの名前を指定します。

5. フォームのプロパティを定義します。

6. ユーザーがアクセスするブラウザでフォームのプリビュー表示とテストを実行します。

メモ:フィールドの追加などでフォームを変更しても、以前にそのフォームを使用して作成された文書がある場合、手作業で文書を編集して保存しない限り (またはエージェントを使用してプログラムで文書を編集して保存しない限り)、変更は反映されません。フォームからフィールドを削除した場合も、以前にそのフィールドを使用して作成された文書がある場合、そのフィールドの値は削除されません。計算結果フィールドやデフォルト設定のフィールドを追加した場合、文書を開いたときにそのフィールドに値が表示されるため、このフィールドは文書に追加されたように見えますが、実際には文書を編集して保存しない限りこのフィールドに値は設定されず、このフィールドを参照するビューにも値は表示されません。

関連項目