アプリケーションの設計


エージェントをスケジュールでトリガーする
エージェントを作成したら、エージェントをイベントでトリガーするか、スケジュールでトリガーするかを選択する必要があります。エージェントをスケジュールでトリガーするには、以下の処理を実行します。

1. [エージェントのプロパティ] インフォボックスの [基本] タブで [スケジュール] をクリックします。

2. [スケジュール] ボタンの横にあるリストで、次の表の中のスケジュールのいずれかを選択します。

3. リストで選択したら、[スケジュール] ボタンをクリックして [スケジュール] ダイアログボックスを表示させます。エージェントの実行に関する詳細をより多く追加できます。以下に例を示します。 4. 同じ [スケジュール] ダイアログボックスで、エージェントを実行するサーバーも指定できます。[実行] リストから選択できます。また、ユーザーにサーバーを選択させることもできます。
エージェントが実行されるサーバー使い方
ローカルエージェントはクライアントだけで実行されます。このオプションを使用すると、エージェントがローカルの Lotus Notes クライアントにおいてバックグラウンドで実行されるように予定を設定できます。エージェントを含むデータベースはローカルデータベースであることが必要です。エージェントは現在の IBM(R) Lotus Notes(R) ID の権限で実行されます。

定期エージェントをローカルの Lotus Notes クライアントで実行するには、ユーザーは最初に [ユーザープリファレンス] ダイアログボックスの [基本] タブで [定期ローカルエージェントの有効化] を選択する必要があります ([ファイル] - [プリファレンス] - [ユーザー] を選択します)。

すべてのサーバーエージェントが使用できる任意のサーバーでエージェントが実行されます。エージェントが複数のサーバーで実行され、複製されるデータベース中の文書を変更する場合は、実行先のサーバーを指定して、複製の競合を防止する必要があります。次に、データベースの複製予定を設定して、予定されたエージェントの実行を妨害しないようにします。

データベースのレプリカではなく、コピーを使用している場合は、このオプションは問題を起こしません。

特定のサーバーエージェントは、使用可能なサーバーのリストから選択した単一のサーバーでのみ実行されます。
エージェントが使用可能になったときに選択するこのオプションをチェックすると、エージェントが使用可能になったときに、ユーザーはサーバーを選択するよう要求されます。このオプションは、使用可能状態のアプリケーションにエージェントを配信する場合に便利です。
5. [対象] プルダウンリストから、エージェントが実行されるデータベースの中の文書を選択します。選択肢には次の 2 つがあります。
定期エージェントを追加、変更、または使用可能にした場合で、変更日に実行できなかった場合は、すぐに実行されます。

メモ エージェントの予定は、設計者が設定した間隔に従って設定されます。時刻が特定されるわけではありません。たとえば、エージェントの実行を毎時間ごとに予定すると、次の実行はそのエージェントが最後に実行されてから約 1 時間後になります。

予定通りに実行されなかったエージェント

有効化、変更、保存、追加などの編集が行われた定期エージェントが予定通りに実行されなかった場合、通常はすぐに実行されます。これは、月次間隔または週次間隔で予定が設定されたエージェントに当てはまります。日次間隔で予定が設定されたエージェントの場合は、次のような条件があります。

毎日実行されるように予定が設定されているエージェントが、使用不可にされていたために予定どおり実行できなかったとしても、予定されていた実行から 30 分以内に使用可能にされた場合は実行されます。しかし、定期エージェントが保存、追加、または変更された場合で、スケジュールが実行されなかった場合は、すぐに実行されます。

関連項目