アプリケーションの設計


Web 用の式およびボタンを作成する
Web 上でアクセスする Web アプリケーションに対して特定の @コマンドを使用したり複数のフォームボタンを作成する場合は、[データベースのプロパティ] インフォボックスの [情報] タブで [Web アクセス: ページ生成時に JavaScript を使用] "というデータベースプロパティを選択します。[データベースのプロパティ] インフォボックスを開くには、データベースを開くか、データベースを選択してから [ファイル] - [アプリケーション] - [プロパティ] を選択します。

メモ 新しい 2 つのプラットフォームのイベントモデルには、Web 式のモジュールはありません。Web アプリケーションでクライアントの式コードを記述してアクションを実行する場合、プログラムする要素に対して、プロパティインフォボックスで [非表示] タブのオプション [Notes R4.6 以降のクライアント] チェックボックスをオンにします。

Web アプリケーションのパフォーマンスに関するヒント

[Web アクセス: ページ生成時に JavaScript を使用] を選択すると、次のようにアプリケーション全体の表示、ボタン、@コマンドに影響するため注意が必要です。
[Web アクセス: ページ生成時に JavaScript を使用] を選択した場合[Web アクセス: ページ生成時に JavaScript を使用] を選択しない場合
表示: ユーザーが各ホットスポットをクリックするまでホットスポットの式が評価されないため、文書とナビゲータの表示速度は速くなります。 表示: 表示の際にホットスポットの式がすべて評価されるため、文書とナビゲータの表示速度は遅くなります。
ボタン: [送信] ボタンは自動的には生成されません。 ボタン: フォームの下部に [送信] ボタンが自動的に生成されます。
ユーザーが Web 上でフォームを保存して閉じられるようにするには、次のコマンドを含むボタン、ホットスポットまたはアクションを作成する必要があります。

@Command([FileSave]);

@Command( [CloseWindow] )

フォームに 1 つ以上のボタンが既にある場合は、Lotus Domino で認識された最初のボタンが自動的に [送信] ボタンに変換され、フォームにある残りのボタンはすべて無視されます。
フォーム上には複数のボタンを作成できます。フォーム上に配置できるボタンは、[送信] ボタンだけです。
@コマンド: Web 上では以下のコマンドがサポートされています。

@Command([CloseWindow]) @Command([FileSave]) @Command([ViewRefreshFields])

@コマンド: Web 上では以下のコマンドはサポートされていません。

@Command([CloseWindow]) @Command([FileSave]) @Command([ViewRefreshFields])

Lotus Domino は、ページを表示する前に式をチェックしません。Lotus Domino は、ページを表示する前に式をチェックします。サポートされない@コマンドまたは@関数を持つアクションは Web 上には表示されません。

関連項目