- Lotus Domino URL はサーバー名を使用しません。ホスト名 (Host) でサーバーを識別します。
- [インターネットプロトコル] - [HTTP] タブにリストされるフィールドで、サーバーレコードでの URL コマンドの最大サイズおよび他の制限を指定することができます。
- Lotus Domino URL コマンドでは次のような特殊な識別子を使用します。$defaultView、$defaultForm、$searchForm、$file、$icon、$help、$about、および $first。
- DominoObject には、次の要素を指定することができます。データベースの場合はデータベース名またはレプリカ ID。他のオブジェクトの場合は DominoObject の名前、ユニバーサル ID、または専用の識別子。たとえば、URL でビューを指定する場合は、次のいずれかを指定することができます。ビュー名、ビューのユニバーサル ID、または $defaultView のいずれかを使用できます。
- leads.nsf などのファイル名を指定するか、レプリカ ID の前にアンダースコアを 2 つ付けて末尾に .nsf を付けることによって、IBM(R) Lotus(R) Notes(R) データベースを指定します。たとえば、__852562F3007ABFD6.nsf のように指定します。
- DominoObject の名前と Universal ID は、データベースのすべてのレプリカにおいて同一です。1 つの名前または別名を使用して、2 つのオブジェクトを参照できます。たとえば、同じ名前の 2 つのフォームを作成し、1 つを Lotus Notes ユーザーに対して、もう 1 つを Web ユーザーに対して、それぞれ非表示にできます。
- アクションには、明示的なアクションまたは暗黙的なアクションを指定することができます。明示的アクションの例: ?OpenDatabase、?OpenView、?OpenDocument、?OpenForm、?EditDocument。暗黙的アクションの例: ?Open、?Edit、?Delete。アクションを指定しない場合、Lotus Domino は ?Open アクションをデフォルトとします。
- ユーザー認証を要求するには、Lotus Domino URL に Login 引数を付加します。
- URL にはスペースを挿入できないため、+ (プラス記号) または 16 進値 %20 を使用してスペースを表わします。以下に例を示します。
http://www.mercury.com/discussion.nsf/By+Author
Http://www.mercury.com/discussion.nsf/By%20Author
- 名前にスペースと "+" 文字の両方が含まれる場合、スペースを表すために %20 を使用する必要があります。たとえば、文書のキーが "Smith + Jones" であれば、
http://www.mercury.com/leads.nsf/ByCompany/Smith%20%2B%20Jones?OpenDocument
および
http://www.mercury.com/leads.nsf/ByCompany/Smith%20+%20Jones?OpenDocument
は正しく処理されますが、
http://www.mercury.com/leads.nsf/ByCompany/Smith+++Jones?OpenDocument
は正しく処理されません。
- プラス記号 (+)、スラッシュ (\ または /)、アンパサンド (&) のように、URL 構文の一部ではないか、URL 構文と矛盾するシンボルが名前または引数に含まれる場合は、エスケープ文字列 %xx (xx は 16 進法の ASCII 値) を使用してそのシンボルを表わしてください。たとえば、次の URL は、「Smith&Jones, Inc.」というキー値を持つ文書を開きます。
Http://www.mercury.com/leads.nsf/By%20Company/Smith%26Jones,%20Inc.?OpenDocument
- URL パスに含まれるスラッシュおよびバックスラッシュは、エスケープ文字列が付いている場合でも、区別されません(これは、URL 処理の最初の段階で、すべてのエスケープされた文字のエスケープ文字列が除去されて、'\' が '/' に変更されるからです)。その結果、一部の名前はあいまいになるか、アドレス指定不可能になります。たとえば、2 つのビュー "a/b\c/d" と "a\b/c\d" は Designer では異なるものですが、URL では区別できません。
- スラッシュとバックスラッシュのどちらかまたは両方を含む文書キーは、次の制限の下でアドレス指定可能です。
- エスケープ文字が付いている場合でも、URL の中でパーセント文字 ("%") を使用することはできません。これは、エスケープ文字をエスケープすることによってその意図を隠そうとする攻撃を防ぐためです。
- 複数の引数間はアンパサンド (&) で区切ります。以下に例を示します。
http://www.mercury.com/leads.nsf/By+Salesperson?OpenView&ExpandView
- 階層名はスラッシュ (/) で区切ります。たとえば、discussion という名前のデータベースにある Doos\By Author という名前のビューを開くには、次のように入力します。
http://www.mercury.com/discussion.nsf/Docs/By+Author
- 独自の URL を生成する場合は、単純な別名を使用してください。このとき、サポートされていない文字が指定された URL は使用しないでください。
- URL コマンドは、接尾語が .nsf4、.nsf5、.nsf6 または .box のデータベースも参照します。さらに、これらのデータベースはテンプレートファイル (.ntf) も参照しますが、プリビューモードでしか開けません。
- [データベースのプロパティ] インフォボックスで [Web アクセス: ページ生成時に JavaScript を使用] を選択すると、ボタンとホットスポットに添付された URL の計算は、[Click] イベント時に実行されます。このオプションを選択しなかった場合、ボタンとホットスポットに添付された URL の計算は、ページの生成時に実行されます。このプロパティを使用可能にすると、フォーム上で編集可能なフィールドを使用している場合に役立ちます。