アプリケーションの設計
タブ順序により、ユーザーが TAB キーを押した場合にどの順序でフィールドがアクティブになるかが指定されます。デフォルトの場合、タブの移動方向は左から右、上から下になります。[フィールドのプロパティ] インフォボックスの [フィールド情報] タブにある [タブキー] フィールドで、数字シーケンスをフィールドに明示的に割り当てると、タブ順序を制御できます。
[Notes スタイル] または [ネイティブ OS スタイル] を使用する
テキスト、作成者、読者、名前、または番号のような編集可能フィールドにフィールドプロパティとして [Notes スタイル] を選択した場合は、文書上のフィールドは、括弧で区切られた空白で表示されます。フィールドのサイズは、入力した情報により異なります。フィールドの最初と最後に括弧を表示しない場合は、[フィールドのプロパティ] インフォボックスの [制御] タブで [フィールドの境界を表示] チェックボックスをオフにします。
テキスト、作成者、読者、名前、または番号のような編集可能フィールドにフィールドプロパティとして [ネイティブ OS スタイル] を選択した場合は、文書上のフィールドは、括弧で区切られた空白の代わりに、枠で囲まれたボックスで表示されます (ボックスの幅と高さはユーザー側で設定可能です)。編集可能な日付/時刻フィールドは、グラフィカルな日付/時刻制御として表示します。Web では、ネイティブコントロールは無視され、フィールドはデフォルトのフォーマットで表示されます。[フィールドのプロパティ] インフォボックスの [制御] タブで、(境界線なし、1 行の境界線、フィールドをインセットとして表示する境界線から選択して) 境界線のスタイルを設定したり、フィールドを複数行として表示するように選択したりできます。
ネイティブコントロールの幅と高さは、次の表に示すように変更できます。
フィールド値を自動的に更新する
ユーザーは、文書で作業しながら、すべてのフィールドの計算結果を確認する必要があります。情報が継続的に更新されるようにするには、フィールド値が変更されると必ずフィールドを自動的に再計算するフォームを設計します。この設定を行うと、文書表示と日付入力時間が遅くなるため、注意してください。
フィールドの値を更新する方法は、次のとおりです。
自動的にフィールド値を更新するには
1. フォームを開きます。
2. [設計] - [フォームのプロパティ] を選択します。
3. [フィールド情報] タブで、[フィールドを自動更新] を選択します。
4. フォームを保存します。
デフォルトでフィールドをアクティブにする
デフォルトでは、フォームの最初の編集可能フィールドは、アクティブフィールドです。この設定を上書きして、ユーザーが文書の作成または編集を行うときにアクティブになるフィールドを変更できます。
デフォルトのアクティブフィールドを変更すると、フォームの一番上にはない編集可能なフィールドを強調したり、フォームで最も頻繁に編集するフィールドや、ユーザーが見落とさないようにしたい必須フィールドへユーザーを移動させたりできます。
このオプションは、編集可能フィールドだけに適用されます。
1. フィールドを作成するか、既存のフィールドをクリックします。次に、[設計] - [フィールドのプロパティ] を選択します。
2. [フィールド情報] タブで、[フィールドのデフォルトフォーカス] を選択します。
関連項目