LOTUS DOMINO の XML


objectref 要素
リッチテキスト内のオブジェクトまたはコントロールへの参照を表します。この要素は、Lotus Notes クライアントによるオブジェクトの参照方法を定義します。オブジェクトを構成する実際のデータは、複数の $FILE アイテムに保存されます。name 属性によってその中の最初のアイテムが特定されます。

包含階層

スーパークラス: %richtext.hot.inline;

サブクラス: <associatedfiles>%richtext.nonhot.inline;

構文

<!ELEMENT objectref ( associatedfiles?, (%richtext.nonhot.inline;)* )>

[コンテンツ]

associatedfiles?, %richtext.nonhot.inline;


属性

<!ATTLIST objectref
version%integer;"2"
name%string;#REQUIRED
class%string;#IMPLIED
type(%objectref.types;)"embeddedobject"
savewhenchanged%boolean;"false"
render%boolean;"true"
displayformat(%objectref.display.formats;)"metafile"
description%string;#IMPLIED
classid%string;#REQUIRED
storageformat(%objectref.storage.formats;)"structstorage"
scripted%boolean;"false"
runreadonly%boolean;"false"
fittowindow%boolean;"false"
control%boolean;"false"
fitbelowfields%boolean;"false"
regionid%integer;#IMPLIED
%html.core.attrs;
>

class


classid
control
description
displayformat
fitbelowfields
fittowindow
name
regionid
render
savewhenchanged
scripted
storageformat
type
version
<objectref> 要素の定義済みエンティティ

%objectref.display.formats; エンティティは、オブジェクトを表示するスタイルを定義します。すべてのオブジェクトによってすべての表示形式がサポートされているわけではありません。

構文:

<!ENTITY % objectref.display.formats "text | metafile | bitmap | richtext | icon ">

bitmap


icon
metafile
richtext
text
%objectref.storage.formats; エンティティは、オブジェクトの保存に使用する保存形式の種類を定義します。各形式は、次に示すインターフェースをさまざまに組み合わせて構成します。
インターフェース定義
IStorageオブジェクトの保存をサポートおよび管理することにより、オブジェクトの構造を提供します。
IStreamストリームオブジェクトに対してデータを読み書き可能にすることにより、データが含まれるストリームへのアクセスを提供します。ストリームは、保存オブジェクト内でネストしている要素です。
IRootStorage保存オブジェクトをほかの基になるファイルに切り替え、そのファイルにオブジェクトを保存する唯一の方法を提供します。このインターフェースは、ファイルに基づく保存オブジェクトの IStorage インターフェースに追加して実装されます。
構文:

<!ENTITY % objectref.storage.formats "structstorage | istorageistream | structstream ">

istorageistream


structstorage
structstream
%objectref.types; エンティティは、Lotus Notes フォームで使用できるオブジェクトの種類を定義します。Lotus Notes の 2 種類の基本オブジェクトの定義を次の表に示します。
基本オブジェクトの種類定義
リンクオブジェクトこの種類のオブジェクトはソースアプリケーションに保存されます。これは、これらのオブジェクトをある場所で更新すると、オブジェクトへのリンクを含む文書にその更新が自動的に反映されることを意味します。リンクを使用するには、リンクオブジェクトが含まれる文書を開くユーザーが、ソースファイルの保存場所へのアクセス権を持っている必要があります。
埋め込みオブジェクト埋め込んだフォームと共に保存されます。ユーザーは埋め込みオブジェクトを変更できますが、このオブジェクトを表示させたり Lotus Domino Designer にアクセスしてオブジェクトを編集するには、ソースアプリケーションへのアクセス権が必要です。
構文:

<!ENTITY % objectref.types "autolink | manuallink | embeddedobject ">

autolink


embeddedobject
manuallink
関連項目