JSP カスタムタグのライブラリ


JSP を組み込む
カスタム JSP タグの機能を使用するには、次の操作を行ってください。
タグライブラリを JSP に組み込む

taglib 命令によって、タグライブラリ記述子ファイルのある場所が Java パーサーに示されます。次の taglib 命令が JSP ページに含まれるとき、この命令はタグライブラリが存在し、ライブラリがどこにあるかを示します。


このコードによって、JSP エンジンは、サーブレットにページをコンパイルする前に、ページの解析方法を知ることができます。taglib 命令には、次の 2 つのパラメータがあります。

1. uri:TLD ファイルの名前と位置を指定します。
この値は、TLD を参照するための絶対 URL の場合と、相対 URL の場合があります。

2. prefix:ライブラリに割り当てるためのネームスペースを示します。
このようにすると、TLD で定義されるタグ要素の名前の前にこのネームスペースを使用できます。domtags.tld と domutil.tld ライブラリのデフォルトのネームスペースは、それぞれ
domino domutil です。デフォルトの値を使用する場合は、session タグは domino:session、switch タグは domutil:switch となります。コードでタグを示すのに同じ接頭辞を継続的に使用すれば、接頭辞としてどのような語でも使用できます。

JSP タグをページに組み込む

JSP タグは、拡張可能なマークアップ言語 (XML) 形式で TLD に定義されます。タグ要素は、開始と終了のタグの間に属性を含みます。タグ要素は Lotus Domino オブジェクトを表し、その属性で JSP ページで共有すべき情報を限定することによって、オブジェクトを定義します。

タグを含めるには:

1. HTML エディタで、page 命令、開始の <HTML> および <BODY> タグの後ろに、タグの左不等号記号 (<) を入力し、指定するカスタムタグを含む TLD のネームスペース (domino または domutil)、コロン (:)、タグの名前を入力します。たとえば、


2. タグに属性を設定するには、属性名を入力し、その後ろに等号 (=) と属性に設定する値を入力し、引用符で囲みます。たとえば、viewname と max 属性を指定する場合は、次のようになります。
3. タグを閉じるには: 関連項目