アプリケーションの設計
OpenPreferences コマンドは、ユーザーのプリファレンスにクッキーを設定することによって使用できます。サーバーはユーザーのクッキーから情報を取り出して、そのユーザーに対して指定された形式とプリファレンスで応答します。
アプリケーションを設計するときに、この URL コマンドを起動するボタンを作成することができます。これによって、ユーザーはコマンドを入力しなくても、プリファレンスを設定することができます。
メモ 次に記載されている URL は例です。実在の Web サイトを示すものではありません。
OpenPreferences
構文
http://Host/$Preferences.nsf?OpenPreferences[&Arguments]
引数なしの OpenPreference は、左側にメニュー項目を表示するフレームセットを表示し、右側にタイムゾーンプリファレンスを選択するパネルを表示します。OpenPreferences は、プリファレンスページで表示する内容を処理する引数を受け入れます。
Host 引数は、指定したサーバーまたは指定したサーバーのドメイン内にあるすべてのサーバーに適用できます。OpenPreference のスコープは、指定したサーバーの Web サイトテンプレートの [Web ユーザープリファレンス] フィールドの値によって決定されます。[Web ユーザープリファレンス] フィールドが [複数サーバー] に設定されると、OpenPreference の設定はそのドメイン内のすべてのサーバーに適用されます。そのフィールド値が [単一サーバー] の場合は、指定したそのサーバーに対してのみプリファレンスが適用されます。サーバー管理者は、このフィールドを [無効] に設定することもできます。この設定によってサーバーは OpenPreference に設定されたクッキーをすべて無視するようになります。コマンドの正しいスコープを設定する方法については、システム管理者にご相談ください。
メモ OpenPreferences にユーザー指定を設定しても、フィールドまたはビュー列に指定するカスタム設定は上書きされません。
例
http://www.mercury.com/$Preferences.nsf?OpenPreferences
OpenPreferences の引数 (省略可能)
次の引数は、デフォルトのフレームセットをロードする代わりに、OpenPreferences ユーザーインターフェースの特定のページを開きます。
&PreferenceType=Menu
&PreferenceType=Regional
関連項目