アプリケーションの設計
次の点に注意してください。
フォームには追加の名前 (別名) を付けることができます。別名を作成すると、そのフォーム名を参照するすべての式を書き直さなくても、[作成] メニューに表示されるフォーム名を変更できます。また、フォーム名が翻訳された場合に、既存の文書を新しいフォームに割り当てて、式を書き直したり文書を再度割り当てたりできます。フォーム名とその別名は縦線 (|) で区切られます。
フォームに付けられた名前が 1 つだけの場合は、[作成] メニューおよび文書の [Form] フィールドに、そのフォーム名が表示されます。フォームに名前が複数ある場合、最後の名前 (一番右の名前) は通常別名で [Form] フィールドに表示されますが、最初の名前 (一番左の名前) は常に [作成] メニューに表示されます。一般に翻訳が原因で、フォームに複数の名前が存在することもあります。この場合、両端の名前以外は無視されます。別名が変更されない限り、元のフォームを使用して文書が表示され、フォームを参照するすべての式は元どおり機能します。
ヒント 既存のビュー (またはフォルダ) の選択式に参照されるフォームに別名を追加すると、別名の割り当て後に作成または編集した文書は表示されません。このような問題を回避するための良い設計方法として、フォームに名前を付けると同時に別名も割り当てる方法があります。
別名を追加する 1. 開いたフォームで [設計] - [フォームのプロパティ] を選択して、[フォームのプロパティ] インフォボックスを開きます。
2. プロパティインフォボックスの [名前] フィールドで、他の名前の右側に縦線 (|) を追加します。次に別名を追加します。
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Windows を使用している場合は、下線付きの文字として表示されるキーボードショートカットを入力することにより、メニュー項目を素早く選択できます。各フォーム名が別の文字で始まるようにすると、[作成] メニューに表示されるキーボードショートカットが見やすくなります。
キーボードショートカットを指定するには、キーボードショートカットとして使用する文字の前にアンダースコア (_) を入力します。各キーボードショートカットは、フォームリスト内で一意でなければなりません。たとえば、文字「v」を [Interview] フォームのキーボードショートカットとして使用するには、フォーム名を次のように入力します。
フォームは、ユーザーが作成する文書でデータの配置を決める型です。IBM(R) Lotus Notes(R) クライアントのアプリケーションでは、ユーザーは [作成] メニューからフォームを選択して、新規文書を作成します。[作成] メニューではフォーム名がアルファベット順にソートされます。フォームを他の順序、たとえば、頻繁に使用するフォームを最初に表示するように変更して表示するには、フォームの表示順序を希望の順序に置換するようフォーム名の前に番号や文字を入れます。データベースにあるフォームが多すぎて [作成] メニューに整然と表示できない場合は、カスケードメニューを設計して関連フォームを 1 つのメニュー項目にまとめることができます。[メール (6)] テンプレートでは、階層表示するワークフローフォームを使用しています。[作成] - [特殊] を選択すると、次のフォームを選択できます。
リンクメッセージ
伝言メモ
カスケードメニューを作成する (Lotus Notes クライアントのみ)
1. フォームを開きます。
2. [設計] - [フォームのプロパティ] を選択します。
3. 最上位レベルに表示させるメニュー項目名、円記号またはバックスラッシュ、フォーム名の順に、フォーム名ボックスに入力します。
[作成] - [その他] メニューにフォームを移動する (Lotus Notes クライアントのみ)
フォームの使用頻度が低いことが予想される場合は、[作成] - [その他] ダイアログボックスに移動し、メインの [作成] メニューでフォームの一覧を短くできます。
3. [メニューに含む] を選択し、[作成] - [その他] ダイアログを指定します。
[作成] メニューからフォームを削除する (Lotus Notes クライアントのみ)
[作成] メニューから削除されたフォームは、すべてのユーザーに対して非表示になります。たとえば、[不達レポート] フォームと [受信確認] フォームを使用するのは Lotus Notes メールルーターだけであるため、[メール] テンプレートではこれらのフォームは非表示になります。この他にも、Lotus Notes の以前のリリースとの互換性を保つために、カッコ付きのフォーム名が [作成] メニューから削除されています。
3. [メニューに含む] の選択を解除します。
一部のユーザーだけに対してフォームを非表示にするには、[フォームのプロパティ] インフォボックスの [セキュリティ] タブを開き、アクセスリストを作成します。
フォームを非表示にする
[作成] メニューからフォームを削除するもう 1 つの方法として、フォームを非表示にする方法があります。フォームを非表示にする場合に、フォームの表示と非表示とを切り替える条件を指定できます。たとえば、あるフォームを、Lotus Notes クライアントに対しては非表示、Web クライアントに対しては表示にするように設定できます。
1. 非表示にするフォームを閉じます。
2. フォームの一覧からフォームを選択します(ナビゲータペインで [フォーム] をダブルクリックして、フォームの一覧を開きます)。
3. 下側のペインで、[プロパティ] タブの [設計] をクリックします。
4. 非表示のオプションを選択します。
関連項目