LOTUS CONNECTOR
テーブルを検索するには、ODBCConnection、ODBCQuery、ODBCResultSet の各オブジェクトが必要です。ODBCQuery の Connection プロパティ と ODBCResultSet の Query プロパティを次のように設定して、オブジェクトを明示的に関連付ける必要があります。
ODBCQuery の SQL プロパティ は、検索で実行する SQL ステートメントを指定します。SELECT、CREATE TABLE、DROP TABLE、INSERT、UPDATE、DELETE などのステートメントを含めて、あらゆる有効な SQL 構文が SQL プロパティです。たとえば、次の SQL ステートメントは、STUDENTS テーブル内のすべてのデータを選択します。
SQL 検索にはパラメータを含めることができます。次の検索には、studentNo という名のパラメータが 1 つ含まれます。
ODBCResultSet オブジェクトの Execute および ExecProcedure の各メソッドは、検索を実行し、選択されたデータを取り出します。ODBCQuery の QueryExecuteTimeOut プロパティを設定することにより、検索を完了するまでの時間を制限できます。
選択されたデータは結果セットとして利用できるようになります。結果セットには、テーブルから選択した各行に対して 1 行、テーブルから選択された各フィールドに対して 1 列が含まれます。データにアクセスするには ODBCResultSet オブジェクトを使用します。
検索によってデータが返されたかどうかを判断するには、ODBCResultSet オブジェクトの IsResultSetAvailable メソッドを使用します。
結果セットが必要でなくなったら、ODBCResultSet の Close メソッドで閉じます。
例