複合アプリケーション - 設計と管理


Lotus Notes クライアントで空の複合アプリケーションコンテナを作成する
複合アプリケーション開発プロセスを簡単に開始するために、IBM(R) Lotus Notes(R) Client から作業を始めることができるオプションもあります。このオプションは、テンプレートを提供することで複合アプリケーションの作成を容易にすることを目的としています。

Lotus Notes クライアントでは、用意されている [複合アプリケーションが未入力] テンプレートを選択して、空の複合アプリケーションコンテナを作成できます。テンプレートを使用して空の複合アプリケーションを作成した後、Lotus Notes に付属している Composite Application Editor フィーチャーを使用して複合アプリケーションを編集できます。

メモ Composite Application Editor フィーチャーの使用方法については、製品に付属している Composite Application Editor マニュアルを参照してください。

次に示す手順により、Lotus Notes クライアントを使用して空の複合アプリケーションを作成します。

1. Lotus Notes クライアントを開きます。

2. [ファイル] - [アプリケーション] - [作成] を選択します。[新規アプリケーション] インフォボックスが表示されます。

3. [新規アプリケーション] インフォボックスで、テンプレートリストから [複合アプリケーションが未入力] テンプレートを選択します。

4. [タイトル] フィールドにタイトルを入力します。[ファイル] 名もタイトルから作成されます。ファイル名を変更することもできます。

5. [OK] をクリックします。空の複合アプリケーションコンテナが、アプリケーションに内容がないというメッセージと共に表示されます。

6. [アクション] - [アプリケーションの編集] を選択して Composite Application Editor を開き、複合アプリケーションの作業を開始します。Composite Application Editor を使用して、複合アプリケーションのページ、コンポーネント、および基本的なプロパティを編集できます。

Composite Application Editor では、IBM(R) Lotus Domino(R) Server 上または IBM WebSphere Portal(R) 上のアクティブなアプリケーションを編集できます。WebSphere Portal 上のアプリケーションテンプレートも編集できます。アプリケーションで編集モードを使用すると、ワークプレースで左側にアプリケーションメニューペインが表示され、アプリケーションの要素にアクセスして直接編集できます。右側のコンポーネントパレットには、アプリケーションに追加できるコンポーネントのリストが表示されます。ワークプレースの中央には、現在のページにアプリケーションのコンポーネントがあればそれが表示されます。編集モードを使用すると、メニューバーの一部として [編集時] メニューが表示されます。ナビゲーションペインまたはメニューコマンドを使用してアプリケーションを編集できます。

Composite Application Editor の使用方法については、Lotus Notes クライアントに付属しているヘルプを参照してください。

メモ 設計要素のタイトルを変えた複数の複合アプリケーションを作成し、異なるフレームセットから参照することもできますが、1 つの Lotus Notes アプリケーションに複数の複合アプリケーションは必要ありません。複数の複合アプリケーションを作成する機能は、必要に応じて、複数の複合アプリケーションを含むテンプレートから、個別の複合アプリケーションを引き継ぐことができるように、他の設計要素の型との互換性のためにサポートされています。

関連項目