アプリケーションの設計


リンクを作成する

アプリケーションの他の部分や Web の外部サイトへ移動するために、ユーザーがクリックするテキストや図形のリンクを作成できます。リンクをどう表示するかは、プロパティインフォボックスで設定できます。リンクのテキストの色を変えたり、図形に設定したホットスポットがマウスを置いたときに表示されるようにできます。IBM(R) Lotus Domino(R) では、これらのリンクが Web 上のハイパーテキストリンクに変換されます。

名前付き設計要素リンクを作成するには

設計要素へのリンクを作成するには、名前付き設計要素リンクを作成します。名前付き設計要素は次のとおりです。


名前付き設計要素にリンクすると、要素の名前が参照されます。したがって、要素の名前を変更するとリンクは切れてしまいます。後々の設計変更を考えて、できる限り設計要素に別名を作成してください。設計要素が別名を持つ場合、別名が変更されない限りリンクは維持されます。

プロパティインフォボックスを使用してリンクを作成するには

1. リンクとして機能させるテキストか図形を選択します。

2. [作成] - [ホットスポット] - [リンクのホットスポット] を選択します。

3. [ホットスポットリソースのリンクプロパティ] インフォボックスの [ホットスポット情報] タブで、リンクの種類として [名前付き設計要素] を選択します。

4. リンクしたい名前付き設計要素の種類を選択し、次のいずれかの操作を実行してください。

5. (省略可能) リンクのターゲットフレームを入力します。

6. (省略可能) [テキストを境界線で囲む] を選択します。Web ではサポートされていません。

文書、ビュー、アンカー、またはデータベースへのリンクを作成するには

ホットスポットのリンクは、ファイル名を参照せず、設計要素の内部 ID を参照するため、従来の HTML リンクより安定しています。リンクした項目名が変更されても、リンクは引き続き有効です。

文書、ビュー、アンカー、またはデータベースへのリンクを作成するには:

1. Lotus Notes クライアントで、リンクしたい要素を開くか、または選択します。

2. [編集] - [リンクのコピー] - <リンクの種類> を選択します。

3. リンクとして機能させるテキストまたは図形を選択し、[作成] - [ホットスポット] - [リンクのホットスポット] を選択します。


4. [ホットスポット情報] タブで、種類に対応する「リンク」を選択します。

5. [貼り付け] アイコンをクリックします。

6. (省略可能) リンクのターゲットフレームを入力します。

7. (省略可能) [テキストを境界線で囲む] を選択します。Web ではサポートされていません。

URL リンクを作成するには

URL リンクを使用して、URL 名に基づいたリンクを作成できます。URL リンクを使用して作成するリンクは、ハードコーディングされている URL 名に基づいているため、URL 名を変更すると、リンクは無効になります。

1. URL リンクとして使用したいテキストまたは図形を選択します。

2. [作成] - [ホットスポット] - [リンクのホットスポット] を選択します。

3. [ホットスポットリソースのリンクプロパティ] インフォボックスの [ホットスポット情報] タブで、リンクの種類として「URL」を選択します。

4. 値には完全な URL (プロトコルを含む) を入力します。以下に例を示します。


5. (省略可能) リンクのターゲットフレームを入力します。

6. (省略可能) [テキストを境界線で囲む] を選択します。Web ではサポートされていません。


関連項目