SELECT 予約語は、式を実行するエージェント内、ビュー内、または複製時に、文書の選択条件を定義します。SELECT ステートメントは表現式の前に使用し、変更、ビューで表示、または複製の対象となる一連の文書を定義します。

構文

SELECT formula ;

使用法

• エージェントでは、[エージェントのプロパティ] インフォボックスを使用して、処理対象の文書を選択します。
• 式を実行するエージェントでは、SELECT ステートメントを式に追加できます。エージェントは、[エージェントのプロパティ] インフォボックスで選択された文書および SELECT ステートメントで選択された文書を処理します。
• ビューでは、検索ビルダーを使用して、ビューに表示する文書を選択します。SELECT を使用して、文書を選択して複製のための複雑な条件を指定できます。
• 選択複製では、検索ビルダーを使用して複製したい文書を選択します。SELECT を使用して、文書を選択して複製のための複雑な条件を指定できます。

SELECT という単語は、ビュー選択式の保存時に自動的に式の先頭に追加されます。

文書をすべて選択して処理するには、SELECT @All を使用します。たとえば、データベースの全文書を表示するビューの選択式などで SELECT @All を使用します。@All は必ず SELECT 予約語とともに使用します。次のように @All が単独で式に使用されている場合は、自動的に SELECT @All ステートメントが式に追加されます。

@All;
SELECT @All;

フィールドと値を比較するとき (たとえば、Year > 1995)、フィールドが利用不可の場合は、比較結果は False になります。ただし、フィールドが存在しているかどうかを @IsUnavailable でチェックしておく必要があります。

この予約語は、列式、非表示切り替え式、セクション編集者式、ウィンドウタイトル式、ホットスポット式、フィールド式、フォーム式、フォームアクション式では使用できません。

SELECT は、ツールバーボタンでは使用できません。

クロスリファレンス

LotusScript NotesView クラスの SelectionFormula プロパティ

例
関連項目

LotusScript のクラスで現在の文書にアクセスする
@Select
アクションを実行する式を作成する
予約語を使用する

用語集