LOTUS CONNECTOR
column_id% で参照される列の値を取得し、その結果を variable フィールドにコピーします。
定義位置
ODBCResultSet
構文
variable = odbcResultSet.GetValue( column_id% [ , variable ] )
または
variable = odbcResultSet.GetValue( column_Name$ [ , variable ] )
Call odbcResultSet.GetValue( column_id% , variable )
Call odbcResultSet.GetValue( column_Name$ , variable )
パラメータ
column_id%
variable
戻り値と (指定されていれば) 2 番目のパラメータの両方とも、列の値に設定されます。
返されるデータのデータ型は、2 番目のパラメータのデータ型で決定されます。このパラメータを省略すると、データ型は FieldExpectedDataType プロパティがこの列に対して行った設定のとおりになります。たとえば、期待された値を設定して、Integer 型の数値フィールドに実数の値を返すことができます。上記のいずれも無効の場合、データ型はネイティブデータ型に最も近いものとなります。
日時の値の格納に使用する LotusScript 変数のデータ型を Variant 型または Double 型として宣言します。日付のみの値には、Variant 型、Double 型、または String 型を使用できます。
GetValue は -32768〜32768 の範囲外の数値を LotusScript の Integer 型または単精度整数に変換します。
データベースによっては GetValue で SQL_LONGVARCHAR 型のデータ (このようなフィールドは [メモ] や [リッチテキスト] フィールドとしてよく知られています) を取り出すときに突然終了する場合があります。これは特定の ODBC ドライバの問題です。可能であればドライバのより新しいバージョンを使用して再度試してみるか、ドライバのベンダーに問い合わせてください。
Null 値については、GetValue と SetValue を使用するときに特別な検討を必要とします。null 値かどうかをテストするには、IsValueNull メソッドを使用します。引数のデータ型が Variant 型の場合、列の null 値を空の値として返します。それ以外の場合には、GetValue で返されるデータは LotusScript のデータ型に変換されます。整数値と実数では、返される値は 0 になります。文字列では、返される値は null (長さ 0) 文字列になります。日時の値では、返される値は LotusScript で定義されたように「ゼロ」時間になります。イメージ形式については、GetValue はデータをバイナリデータとして扱います。
エラー
Field ID is out of range (DBstsINVC)
The result contains no data (DBstsNODA)
Cannot convert data from native to expected or requested datatype (DBstsCNVR)
イベント
BeforeGetValue
AfterGetValue
クロスリファレンス
式言語の @DbColumn(ODBC データソース) 関数
例 関連項目