文書が DOM を介して最初に使用できるようになったときは、各ブロックテキストに対して唯一の Text ノードが存在します。ユーザーは、特定の要素の内容を表す隣接 Text ノードを、マークアップを介在させずに作成できます。ただし、これらのノード間の区別を XML や HTML で表す方法がないため、一般的には、DOM 編集セッション間では持続しないことに注意する必要があります。Element の normalize() メソッドはそのような隣接 Text オブジェクトをテキストのブロックごとに 1 つのノードにマージします。XPointers を使用したナビゲーションのような、特殊な文書構造に頼る処理を実際に行う前に、この方法を取り入れることをお勧めします。

メソッド

splitText

splitText

指定したオフセットの位置でこの Text ノードを 2 つに分けます。2 つの Text ノードはツリーの並列のノードのままで分割されます。この時点でこのノードは、オフセットの位置までのすべての内容のみを含んでいます。新しい Text ノードはこのノードの同レベルの次のノードとして挿入され、オフセットの位置にある内容から終わりまでのすべての内容を含みます。

構文:

public Text splitText(int offset)
         throws DOMException

パラメータ

offset - 分割するオフセットの位置です。0 から始まります。

新規の Text ノードです。

DOMException - INDEX_SIZE_ERR:指定したオフセットが負の数か、データの文字数よりも大きい場合に発生します。

NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR:ノードが読み込み専用の場合に発生します。

用語集