データベースのユーザー、グループ、またはサーバーの権限を返します。

メモ このメソッドは R6.5 で新しく追加されました。

定義位置

Database

構文

public int queryAccessPrivileges(String name)
   throws NotesException

パラメータ

String name

ユーザー、グループ、サーバーの名前です。階層名については、フルネームを指定する必要がありますが、省略書式を使用できます。

int 型

現在のアクセス権を示し、次のいずれかの組み合わせになります。
• Database.DBACL_CREATE_DOCS (1)
• Database.DBACL_DELETE_DOCS (2)
• Database.DBACL_CREATE_PRIV_AGENTS (4)
• Database.DBACL_CREATE_PRIV_FOLDERS_VIEWS (8)
• Database.DBACL_CREATE_SHARED_FOLDERS_VIEWS (16)
• Database.DBACL_CREATE_SCRIPT_AGENTS (32)
• Database.DBACL_READ_PUBLIC_DOCS (64)
• Database.DBACL_WRITE_PUBLIC_DOCS (128)
• Database.DBACL_REPLICATE_COPY_DOCS (256)
各権限は、ビット単位演算で識別できます。

指定した名前が ACL に明示的に登録されている場合、queryAccessPrivileges はこの ACL エントリに対する権限を返します。グループは検査しません。

指定した名前が ACL に明示的に登録されていない場合、queryAccessPrivileges はプログラムが実行されている一次アドレス帳を使用して、その名前がいずれかのグループに含まれているかどうかを検査します。このアドレス帳は、クライアントでは個人アドレス帳、サーバーでは Domino ディレクトリになります。

クロスリファレンス

LotusScript NotesDatabase クラスの QueryAccessPrivileges メソッド

式言語の @UserAccess 関数

例
関連項目

アクセス制御リストの確認と編集を行う

用語集