LOTUS CONNECTOR


LEI の OLE DB コネクション文書
LEI (IBM(R) Lotus(R) Enterprise Integrator) の OLE DB コネクション文書では、SQL Server へのコネクションを定義します。

コネクション文書を使用すると、システムのコネクションを定義できます。コネクション文書には、特定のデータベースとユーザーのアクセス情報が含まれています。アクティビティを作成するときは、あらかじめ指定されているコネクションの中から該当するコネクションを選択します。

新規の OLE DB コネクション文書を LEI で作成するには

1. LEI Administrator を開きます。

2. アクションバーの [Add Connection] をクリックします。

3. [OLE DB] を選択します。

既存の OLE DB コネクション文書を開くには、LEI Administrator の [Connection] ビューで目的の文書を選択します。

共通の機能

LEI コネクション文書には次のような共通の機能があります。

User Assistant のヘルプ

User Assistant を使用すると、コネクション文書を開いたときに文書の最上部に説明が表示されます。User Assistant 機能のオンとオフを切り替えるには、LEI Administrator のナビゲータパネルにあるヘルプのオプションを使用します。

ポップアップヘルプ

コネクション文書の青色のテキストの部分は、ポップアップヘルプになっています。ポップアップヘルプを表示するには、カーソルをこの文字に合わせてマウスの左ボタンを押し続けます。

Name

このフィールドでは、コネクションを識別するための名前を指定します。各コネクションごとに一意の名前が必要です。最大長は 255 文字です。コンマは使用できません。

Password Encryption (パスワードの暗号化)

このオプションによって、コネクション文書の作成者は Notes の暗号キーを使用してパスワードを暗号化できます。詳しくは、「第 3 章 Lotus Connector について」の章を参照してください。

[Options] タブ

コネクション文書のオプションは、論理タブの名前とグループによって分類されて表示されます。[Table Creation Options] と [Logging Options] はすべてのコネクション文書に共通です。

Comment

このフィールドには、コネクション文書についての説明を入力できます。

[Edit] アクションボタン

このオプションを選択すると、現在の文書が編集モードで開かれます。文書内の任意の場所をダブルクリックすることによっても、文書を編集モードにできます。

[Save and Close] アクションボタン

このオプションを選択すると、文書の変更内容が保存され、LEI Administrator または DECS (IBM(R) Lotus(R) Domino 基幹連携サービス) Administrator に戻ります。

[Author Privileges] アクションボタン

このオプションを選択すると、[作成者] または [管理者] は、現在の文書の [編集者] レベルのアクセス権を表示または編集できます。このオプションを使用すると、次のことが可能です。


[作成者] レベルのアクセス権を持つユーザーは、文書を表示および編集できます。

[Reader Privileges] アクションボタン

このオプションを選択すると、[作成者] または [管理者] は、現在の文書の [読者] レベルのアクセス権を表示または編集できます。このオプションを使用すると、次のことが可能です。


[読者] レベルのアクセス権を持つユーザーは、この文書を見ることはできますが、内容は編集できません。

[読者] フィールドに追加されたユーザーは、LEI Administrators データベースの ACL に登録されていて [読者] 以上のアクセス権を持たなければなりません。データベースの複製時に発生する問題を避けるために、[読者] フィールドに LocalDomainServers というエントリを追加するとよいでしょう。

作成者が [読者] フィールドに誰も追加しなかった場合は、すべてのユーザーが文書を読めます。作成者は、自分自身を [読者] フィールドに追加する必要はありません。作成者には、読み込みと書き込みのアクセス権が自動的に割り当てられます。

メモ [読者] フィールドが空のときは、文書を開いたどのユーザーも文書の内容を読むことができます。しかし、[読者] フィールドが空でない場合は、[読者] フィールドで指定されたユーザーだけが、この文書に対する読み込みのアクセス権を持ちます。この場合、文書の作成者ではないユーザーが文書への読み込みのアクセス権を得るには、自分自身のユーザー名を [読者] フィールドに追加する必要があります (あるいは、作成者または読み込みのアクセス権を持つ別のユーザーに依頼して、ユーザー名を追加してもらいます)。読み込みと書き込みの両方のアクセス権を得るには、[読者] フィールドと [作成者] フィールドの両方にユーザー名を指定してください。