データを保護する


ローカルデータベースへのアクセスを制限する
ローカルデータベースの暗号化を有効にしている場合、IBMRLotus NotesR はユーザー ID からパブリックキーを使用してデータベースを暗号化します。 その場合、データベースの暗号を解除できるのはそのユーザーだけです。それは、そのユーザーがユーザー ID に対応するプライベートキーを持っているためです。 他のどのユーザー ID でも、そのデータベースを開くことはできません。

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注: ディスク圧縮ユーティリティを使用する場合、中または強レベルの暗号化を使用するデータベースであっても、使用するディスクスペースが大幅に少なくなるということはありません。

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デフォルトのローカルデータベースの暗号化を指定するには

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新しいローカルデータベースのデフォルトの暗号化を指定するには、次の手順を実行します。 特定のデータベースの設定を変更することができます。

手順

1. [ファイル] -> [セキュリティ] -> [ユーザーセキュリティ] (Macintosh OS X ユーザーの場合: [Lotus Notes] -> [セキュリティ] -> [ユーザーセキュリティ]) をクリックします。

2. [Notes データ] > [データベース] をクリックします。

3. 次のいずれかのオプションをクリックします。

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既存のローカルデータベースを暗号化するには

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手順

1. ローカルデータベースを開きます。

2. [ファイル]> [アプリケーション] > [プロパティ] > [暗号化] を選択します。

3. [ローカルのデータベースを暗号化する] を使用して暗号化レベルを選択します。 暗号化 (強) をお勧めします。ただし、選択すると、使用できるのは暗号化 (強) のレベルのみとなります。

4. オプション: デフォルトでは、自分のユーザー ID が、暗号化されたデータベースを開くことができる唯一のユーザー ID として表示されます。 ほかのユーザーがデータベースにアクセスできるようにするには、[ユーザー名] をクリックし、[名前の選択] ダイアログボックスでアドレス帳とユーザーを選択します。


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注: 以前の暗号化設定を完全に削除するには、データベースを圧縮する必要がある場合があります。

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