ほかのアプリケーションとの情報の共有


OLE (Object Linking and Embedding) の概要
OLE (Object Linking and Embedding) はアプリケーション間でデータを共有できるようにするテクノロジーで、MicrosoftRWindowsR でサポートされています。

リンク

リンクオブジェクトとは、別のファイルのデータへのポインタです。元のファイルに加えられた変更内容は Lotus NotesR 文書に反映されます。 元のファイルのデータが変更された場合、Lotus Notes 文書内にリンクされたデータを自動的に更新するか、手作業で更新するかを指定できます。

リンクオブジェクトのデータは元のファイルに保存されます。リンクオブジェクトを編集したり更新したりする場合は、サーバーアプリケーションがあり、ファイルサーバー上の元のファイルにアクセスでき、この元のファイルへのディレクトリのマッピングを保持する必要があります。 元のファイルが移動されたり削除された場合は、リンクオブジェクトを作成し直さなければなりません。

埋め込み

埋め込みオブジェクトとは、別のファイルのデータのコピーです。元のファイルに加えられた変更内容は埋め込みオブジェクトには反映されません。

埋め込みオブジェクトのデータは Lotus Notes に保存されます。埋め込みオブジェクトを編集する場合、元のファイルにアクセスする必要はありません。 このため、Lotus Notes 文書にほかのアプリケーションのデータを埋め込むと、ほかのユーザーと容易に静的データを共有できます。

注: 埋め込みオブジェクトは、リンクオブジェクトに比べて、Lotus Notes アプリケーションで必要な記憶域の容量が多くなります。

親トピック: 情報共有の使用を開始する