ウィジェットおよび LIVE TEXT
パワーユーザーは、新規のウィジェットを設定し、ユーザーがアクセスできるようにカタログに公開できます。エンドユーザーは、ポリシーまたはプリファレンスを使用して有効にしたカタログカテゴリに属する最新のウィジェットをスケジュールどおりにカタログから取得します。 各ユーザーの設定内容に応じて新規ウィジェット用のカタログを参照し、オンデマンドでローカルウィジェットカタログを更新することができます。 ローカルカタログは、複製スケジュールに基づいて更新されます。これは、デフォルトでは Lotus Notes の中の優先度と同じです。
ウィジェットカタログには、一部の拡張認識機能と、以下のようなコンテンツタイプが含まれています。
サイドバーに表示されるウィジェットと、カタログからプロビジョニングされるカテゴリに基づく使用可能アクションは、中央カタログのローカルコピーに格納されます。
注: 公開されているウィジェットは、Lotus Greenhouse のカタログ (https://greenhouse.lotus.com/plugins/plugincatalog.nsf/lotusNotesAssets.xsp) から入手できます。
カタログ文書
各ウィジェットは、以下の要素を含む Lotus NotesR 文書としてカタログに表示されます。
注: カタログ文書に表示する際は、デフォルトの画像を使用するか、別の画像を指定します。 ただし、カタログ文書に対して指定する画像は、[マイウィジェット] サイドバーパネルで使用するウィジェットのサムネールには影響しません。 ウィジェットサムネールは、imageUrl 変数を使用して .XML ファイルの添付ファイル内で指定されます。
デフォルトのウィジェット名を使用するか、別のカタログ文書タイトルを指定します。 ウィジェットの説明を入力するには、[説明] フィールドと [詳細] フィールドを使用します。
チーム名やジョブなどのウィジェットカテゴリグループに基づいて、ウィジェットに対するユーザーアクセスを制御します。
ウィジェットがコンテンツタイプのみかどうか、認識機能のみかどうか、コンポーネント、組み合わせ、または機能やプラグインタイプかどうかを指定します。
注: コンテンツタイプと認識機能は、コンポーネントにバンドルしてカタログに追加する必要はありません。
ウィジェットが使用できる場所 (Lotus Notes 8.5、Lotus iNotes 8.5、Expeditor、Lotus Sametime など) を指定します。
このファイルには、extension.xml という名前のウィジェット XML 自体が含まれています。
ウィジェットがクライアントプラグインをデプロイする場合、extension.xml には、プラグインを取得しインストールする方法を定義した <installManifest> 情報が含まれています。 関連情報は、publib.boulder.ibm.com/infocenter/domhelp/v8r0/index.jsp の Lotus Domino Administrator ヘルプの「ウィジェットおよびウィジェットカタログによるクライアントプラグインの導入」を参照してください。
カタログは以下のビューによって提供されます。
管理者は、Lotus Notes アプリケーションのアクセス制御リストとポリシーまたはプリファレンス設定の組み合わせを使用し、ユーザータイプに基づいてカタログアクセス権を割り当てることができます。
[作成者] 以上のアクセス権と [WidgetAuthor] ロールの両方を持つユーザーは、カタログ内にウィジェット文書を作成できます。 [マイウィジェット] サイドバーパネルから新規ウィジェットをカタログに公開することもできます。ウィジェットは、カテゴリ別に分類することができます。このカテゴリをポリシーやプリファレンスと組み合わせて使用することにより、特定のユーザーやグループへのデプロイメントを実行できます。このユーザーは、すべてのウィジェットを表示し使用できます。
「編集者」以上のアクセス権と [Admins] ロールの両方を持つユーザーは、ウィジェットを作成できるほかに、カタログ内の任意のウィジェットを編集および削除できます。
注: カタログのアクセス制御リストで管理者ロールを割り当てられているが、ローカルレプリカでは管理者機能が設定されていない場合、必要に応じてローカルレプリカのアクセス制御リストで [このデータベースのレプリカはすべて共通のアクセス制御リストを用いる] を有効にする必要があります。
管理者は、ポリシーを使用してウィジェットおよび Live Text とカタログアクセスの設定を制御することができます。 ウィジェットおよび Live Text をサーバー管理環境の外部で使用している場合は、対応する設定が Lotus Notes plugin_customization.ini ファイルに記述されています。 例えば、管理者はカテゴリに基づいてウィジェットのデプロイメントを制御することができます。 カテゴリはカタログ内に作成されますが、ユーザーポリシーやプリファレンス設定を使用して管理されます。 指定されたウィジェットが存在するカテゴリと、指定されたユーザーが割り当てられたカテゴリに基づいて、特定のユーザーに特定のウィジェットをデプロイすることができます。
カタログには以下のアクションボタンがあります。
選択されたカタログ文書を開いて表示し、オプションで [マイウィジェット] サイドバーパネルに追加することができます。 その文書に対する編集権限がある場合、編集用に開くこともできます。
このボタンを使用して、ウィジェットをカタログに追加します。 この操作により、ダイアログが表示されます。このダイアログで XML ファイルを添付し、タイトル、カテゴリ名 (オプション)、タイプの指定、簡単な説明、詳細な説明を入力することができます。
注: ポリシーまたはプリファレンスに問題がなければ、[マイウィジェット] サイドバーパネルの特定のウィジェットに対して、カタログ内に新規文書を自動的に作成するには、[マイウィジェット] サイドバーパネルでウィジェットを右クリックし、[カタログに公開] を選択します。